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f-bobo blog

2007年7月3日 尻別川


トラウトに”覚えてろ”なんて言ったところで何の意味もなく、
彼らはただ、淡々と生きていて、
でもそれを耽々と狙う僕がいて、
可哀想に、彼らは僕にしつこくつきまとわれる羽目になる。

さらに、彼らを狙っているのは僕だけではない。


朝3時過ぎに家を出て、
今朝は一番乗りだぜと意気揚々とフィールドに入ると先客がいた。

平日の朝なのに。


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なかなか大変なプレッシャーの中で生きているようだね。君たち。

大変だなあ。

ま、なんにせよ僕は釣る側で、君たちは釣られる側。

釣られるかどうかは釣り人のウデと、君たちの判断次第。
何かしら、流れの向こうからゆるゆると流れてきたものが
食えそうだと反応しちゃうと君たちの負けは50%ぐらい上がる。

ま、でも先日僕がそうされたように、君たちは悪あがきをして
フックを振りほどくことができるのかもしれない。

フックをしっかり君たちの口に食い込ませることができなかった時点で、
僕の負けは9割がた決まっていたのかもしれない。

君たちはあまり考えないのかもしれないが、
僕たち釣り人はいろいろ考えるんだよ。
君たちに負けた理由を。

そして次にはそれを克服しようとする。
いろいろな手を使って君たちを騙そうとするわけだ。

フェアじゃないね。
でも、これが釣りだからしょうがない。


それでも、君たちを釣り上げることはなかなかしんどい。

おそらく週に何百回も、君たちを狙ったフライラインが
頭上を流れていくのだろう。
それだけではない。
プラスチックの魚や金属の破片や、
時には有機物や本物の虫までも。


また目障りで危険なやつらが来たと
君たちは岩陰に隠れる。

そして、これはたぶん大丈夫、
いつも食べてるやつだからと
流れてくる本物の虫を食っているのだ。

本物と偽者の違いを君たちはしっかりと見極める。
流れてくるそのたたずまいで本物か偽者かを見分けてしまうんだ。きっと。

流れの筋の向こう側は安全地帯だ。
フライラインは流れにもまれて、少なからず先端についているものが
怪しい動きをしてしまう。

そうなった時点で僕ら釣り人に勝ち目はない。

まったく、その生き延びる過程で得てきた知恵は
驚嘆に値する。

ていうか、そもそも知恵なんてあるのか?君たちに。
そんな小指の先ほどしかない脳ミソに。

でもそんな君たちに僕は今日も負けちゃった。

君たちの体重ほどの脳ミソもってるんだけどね。

投稿者 fumiaki : 2007年07月03日 22:56

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