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'07年6月2日(土) 長野県 西野川C&R
うーん、全く記録も記憶もない…
謎の写真が一枚だけ残ってた。
仕事が終わって夕方西野に飛んでいった日かな?
こりゃ困った。
まあ、どうせ釣れてないんだけど。
高速で行けない場所だけど、下道の国道19号はいっつもトラックだらけで巡航速度が遅い。
でも1時間半も走れば着いちゃうから、夕方行ける時に行ったんだね。
…それにしても釣れないね。
'07年5月30日(水) 庄川本・支流
さあ~、出張後ちょっと待ちぼうけを食らったが復活だー!
しかし朝は早起きできず。
天気は曇りで暑いより大分シアワセ。
庄川は今シーズン初めて。またまた渓相が変わってるような気がするが…
1136 牧戸 気温15℃ 水温12℃
牧戸のぶっつけの淵下流、テトラの裏側に殆ど流れのない副流があった。増水で出来た流れか。
20cmくらいのヤマメがちらほら見えた。
ほぼ止水の浅い水に、大石に隠れて好機を狙うが結局気取られて、一気に沈黙してしまった。
淵の前後はいつもより反応が少なかった。
淵の中と上流でも、数少ない反応があったのに乗らない病の発作が激しく、だんだん焦ってくる。
支流に逃げるが、毎年釣り損ねているポイントでまた釣り落として落ち込む。
一色も反応が少ない気がしたが…
また本流に戻って彷徨ったあと、今まで入ったことがなかった牧戸と一色の間くらいの所に入る。
主流越しにキャストしたら、やっと1匹。
意外と重くて今年の最大寸だと喜んだら、もろ放流直後の魚でがっかり。
釣り大会があったらしいのでそれの残りかも。
しかし他に釣果もなかった、かな?
さっきこの本文を書いていたら、魚の写真と日付がごっちゃになってもうワケわからん。
この日はこれだけの釣果だったような気もする…
まあ、総括としてはパッとせず終わった感じかな。
投稿者 masaki : 22:23
'07年5月19日(土) 長野県 木曽川本流
この日は夕方のみ。
翌週1週間は出張になってしまうので、しばしの釣り納めである。
というか、出張の準備なんかもあって夕方しか行けなかった。
このころはちょっと釣りに行けなかった時期で。
時間も無いし、近場で実績のあった木曽川本流へ行ったはいいが、前回とは大分水位が変化していた。
今からなんとか思い出すに、大分暑かった気がする。減水してたはずだ(記憶がおぼろげ…)
ぜんぜん川も変わり、前回はアマゴが釣れた結構な流速の場所からも「うぐぃ~」と鳴く彼が釣れたよな、確か…
最近、「うぐい」と云う魚の名前はその鳴き声からついたんじゃないかな、と思う。
更新が溜まってた理由がわかった。
釣れてないもん。
…大して意味のないレポートでした。
投稿者 masaki : 01:05
'07年5月13日(日) 長野旅行 Day-2 天竜川水系遠山川
前日の玉砕ですっかり太田切川に見切りをつけてしまい、朝早起きする気も失せた。
この日は観光に甘んじて早々に帰路につく。
しかし、大人しくしてられるわけもないが…
駒ヶ根の南東にある陣馬形山は手軽に行けて景色がいい上に、でっかい備え付けの双眼鏡が無料で使えて太っ腹だ。訪れて気分がとても良くなった。おつき合いも出来たし。
岐阜への帰路は中央道を外れて国道152号で次の川を探すのだ。
そして滅多に来れそうにない天竜川水系・遠山川に来た。
途中ヘンな湧き水を発見したのでとりあえず補給。
場所を探してるうちにもうイブニングの雰囲気になってきた。
斜面に無理矢理建てたような凄い家がポツポツとある。
怖いくらいの急坂を下り、川原近くに出た。
1750 水温11℃ 気温18℃くらい
時間もないので目の前の好ポイントだけを一通り攻めてみる。
ラスティースピナー群飛 サイズ#14~16
ダンもポツポツハッチ
しかし、アタリも魚影もなし。
これだけだったが、この日はもう諦めて帰る。
帰り道、天龍村の国道418号線沿いで温泉に入った。
天龍村と阿南町の境目に近いくらいの所で、夫婦2人して疲労と空腹でうつろになったのでリフレッシュを図からないと、事故りそうだったので…
その名も、おきよめの湯。
● 成分表
単純泉。
まあまあの湯だった。冷泉らしい。肌がツルツルした。
悪くないが、脱衣場に掃除機むき出しで置かれててちょっと興ざめ…
…おい!そんなことのために長野まで来たのか!?
成果ゼロの駒ヶ根旅行でした…
投稿者 masaki : 23:51
'07年5月12日(土) 長野旅行 Day-1 太田切川
大変久々の更新である。
2ヶ月半前の釣行なんておぼろげだけど、一応次回の参考に書いとかないとね。
この日は1人で釣りに行きたいのを我慢して、嫁さん孝行で旅行に。
長野県は駒ヶ根市へ。
家の出発に大分寝坊して、駒ヶ根市の太田切川C&Rに到着したのは午前7時ころ。
ポイントを探して走るが、さてさて、水温は…
水温5℃!!
渓相は良いが、魚が見えないな…
まあ、やってみるか!
…全然ダメ。
0930 水温9.5℃気温18℃ 快晴 日差し熱いが日陰は涼しい
渓相は、良さそうなんですけどね…
その後諦めて移動。
観光に戻りつつも付近の川の様子をチェックする。
C&R上流はゲートがあるので、今回はそんなに時間をかけられないので無理。
じゃあ下流は?
C&Rより下流に向かうとこっちの方がいいような気がしてきた。
左岸のダートロードを走ると、川に入れそうな所を見つけたので、夕方前から入った。
魚が居るんだか居ないんだかさっぱりわかんない初めての川を釣るのは疲れる。
自分の何が悪いのかもさっぱりわからない。
しばらく半信半疑で釣っていくと、反応が!
パシっと大分早く出たので掛からなかった。
でも、魚がいるのはわかった。
ここ、
…C&Rよりマシじゃないのか?…
しかし、パシッとはくるものの、なかなか乗らない!
ハイ、得意技です、乗らない病…
次は念願のライズを発見するが、最後にすっぽ抜けて逃げられる。
それにしても小さい。
見えた魚は15cm強で、まるで加子母川サイズだった。って云うか、加子母川の方がまし?…
釣り上がるうちに、大きな堰堤?に出た。
何というのか、角張ったテトラポット?で堰堤が構成されている不思議なプールだった。
岐阜や北海道では見かけたことない。さすが関東圏は違うなあ?
写真ではわからないが、結構な高さで歩きにくいし危険な雰囲気満載である。
そこでは先行のエサ師が帰ろうとしてたので聞いたら、尺を優に超えるサイズが遊弋しているとのことだった。
しかし、日が傾いてきてよく見えず、イブニングまで粘れるわけでもなかったし早々に諦めてそろそろ退渓しようかと。
テトラ堰堤を大きく迂回したら、水の流れが殆ど無い浅いプールに2匹ほどいたがあっさり逃げられ終了。
困ったことに川岸上の道路は崖の上で登れない…
帰ってくエサ師を慌てて追いかける。
「すいませーん!帰り道がわからないんでついて行っていいですかー!」
親切なエサ師さん、アリガトウ。(汗)
釣果はなかったが、あの道案内がなければ僕が路頭に迷う所でした。
それにしても、自分の腕がC&R区間の魚について行けてないのか、それともC&R区間の魚影が少ないのか…よくわからない所だった。
投稿者 masaki : 22:24
2007年7月8日 尻別川
なかなか厄介な連中に嵌まり込んでしまった僕は、
今朝も早くから尻別川へ。
ウェットやストリーマーを流し続けるんだけど、反応はない。
時折、大きな水柱があがるので、その度に萎えた気持ちに火がつくんだけど
こうも無視され続けるとちょっとムカついてくる。
中には飛んでる虫を捕食しているやつもいて、
やっぱり虫が効くのかなぁと。。
虫はそれほど出ているわけではない。
飛んでるのもとても小さなやつ。
だからといってウェットのサイズを小さくすると、
もれなく新子ヤマメがついてくる。
時にはリードとドロッパー両方に付いてきたりして、
チカ釣りじゃないんだから。
大物だからといってベイトばっかり追っているわけではないようだ。
次回はドライを試してみよう。
午前中いっぱいいつもの場所で粘ってみた。
その間、10人以上釣り人が入ってきた。
やっぱりプレッシャーは相当だろう。
ここのポイントは驚くほどスペイ率が高くて、
オーバーヘッドやシングルハンドはほとんど見ない。
こんなにスペイの人が釣りをしている光景はほかでは
なかなかお目にかかれないんじゃないだろうか。
なかにはイギリスから来たの?と思いたくなるような
ブリティッシュなたたずまいと優雅で美しいキャスティングを披露してくれる人もいる。
彫りも深かったし。。
スペイがその能力を存分に発揮できる場所なのかもしれない。
ということはシングルハンドで静かに小さなフライを流してあげれば
もしかしたら逆に効果があるのかもしれないとも思ったりもする。
そんなことをつらつら考えながら、次のポイントへと移動した。
目名川との合流。
冒頭の写真のポイント。
ここでもでかいやつらが跳ねていた。
真昼間なのでそんなに数は多くはないけど。
とりあえず、ポイントで昼寝に入る。
徹夜だったしね。
イブニングを狙おう。
午後5時前。
強い日差しと割合強い風だったけど、結構眠った。
気がつくと対岸にいつのまにかルアーマンが一人。
僕が起き上がって、おもむろにロッドを降り始めると、
移動してくれた。
ありがとうございます。。
まずはいつものウーリーバガーを深く沈めて流す。
と目の前でライズ。
結構なサイズだ。
いったい何が流れてるんだろ。
水面を見てもこれといって目立った流下物は確認できない。
ま、目立たないから厄介なのか。
小さい蚊みたいなのはいっぱい飛んでるんだけど。
.
フライを小さなウェットに換えるが、
アタリすらないとフライがマッチしてない気がしてとても不安になる。
途方に暮れながら水面をぼんやり見ていると、
目の前ででかいニジマスが飛んだ。
ぶんぶん飛び回る小さな虫めがけて、
上流側から下流側へと空中に飛び出して、水に戻っていった。
まったく。イルカじゃあるまいし。
それにしても立派な魚体だったな。
50センチを悠に超えた、銀色がかった幅広ボディー。
結局この日もまったく太刀打ちできないまま納竿することとなった。
しかしまぁ、あの光景が目に焼きついて離れない。
鳥肌が立ちました。
投稿者 fumiaki : 22:13 | コメント (4)
2007年7月3日 尻別川
トラウトに”覚えてろ”なんて言ったところで何の意味もなく、
彼らはただ、淡々と生きていて、
でもそれを耽々と狙う僕がいて、
可哀想に、彼らは僕にしつこくつきまとわれる羽目になる。
さらに、彼らを狙っているのは僕だけではない。
朝3時過ぎに家を出て、
今朝は一番乗りだぜと意気揚々とフィールドに入ると先客がいた。
平日の朝なのに。
*************************************************
なかなか大変なプレッシャーの中で生きているようだね。君たち。
大変だなあ。
ま、なんにせよ僕は釣る側で、君たちは釣られる側。
釣られるかどうかは釣り人のウデと、君たちの判断次第。
何かしら、流れの向こうからゆるゆると流れてきたものが
食えそうだと反応しちゃうと君たちの負けは50%ぐらい上がる。
ま、でも先日僕がそうされたように、君たちは悪あがきをして
フックを振りほどくことができるのかもしれない。
フックをしっかり君たちの口に食い込ませることができなかった時点で、
僕の負けは9割がた決まっていたのかもしれない。
君たちはあまり考えないのかもしれないが、
僕たち釣り人はいろいろ考えるんだよ。
君たちに負けた理由を。
そして次にはそれを克服しようとする。
いろいろな手を使って君たちを騙そうとするわけだ。
フェアじゃないね。
でも、これが釣りだからしょうがない。
それでも、君たちを釣り上げることはなかなかしんどい。
おそらく週に何百回も、君たちを狙ったフライラインが
頭上を流れていくのだろう。
それだけではない。
プラスチックの魚や金属の破片や、
時には有機物や本物の虫までも。
また目障りで危険なやつらが来たと
君たちは岩陰に隠れる。
そして、これはたぶん大丈夫、
いつも食べてるやつだからと
流れてくる本物の虫を食っているのだ。
本物と偽者の違いを君たちはしっかりと見極める。
流れてくるそのたたずまいで本物か偽者かを見分けてしまうんだ。きっと。
流れの筋の向こう側は安全地帯だ。
フライラインは流れにもまれて、少なからず先端についているものが
怪しい動きをしてしまう。
そうなった時点で僕ら釣り人に勝ち目はない。
まったく、その生き延びる過程で得てきた知恵は
驚嘆に値する。
ていうか、そもそも知恵なんてあるのか?君たちに。
そんな小指の先ほどしかない脳ミソに。
でもそんな君たちに僕は今日も負けちゃった。
君たちの体重ほどの脳ミソもってるんだけどね。
投稿者 fumiaki : 22:56
2007年7月1日 尻別川
しばらくぶりのこの場所。
6月24日のブログの”あの場所”とはここのことである。
尻別川・昆布、発電所下のエリア。
ここでは50オーバー、60オーバー、
時として70オーバーのトラウトが悠然と泳ぎ、
釣り人の存在など全く意に介さないように、跳ねる。
釣る側にとって、移植された種であること以外、その出自は不明。
放流モノが野生化したのか、この川で生まれ育ったのか。
中には海から戻ったやつもいるだろう。
ただ知っていることは、その見事な魚体と、
とことんアグレッシブなファイトを持ち合わせている連中だということ。
自分のテリトリーにこの場所があることを、とても幸せに思う。
早朝、Type2 のティップにビーズヘッドのついたオリーブの大きなウーリーバガーを結んでキャストする。
散発的に起こる巨大なライズは、畏怖の念と不安と期待を押し付ける。
ライズポイントを狙ってフライを流す。
鱒は移動しているらしく、そのポイントは一定しない。
ダブルハンドを振り続けて2時間。
ようやく、しかし不意にその時が訪れた。
流し続けた広大なプールもそろそろこの一投で終わりかなとフライをキャスト。
6番フックに巻いたフライが流心を流れ、流れきった。
すぐさまリトリーブに移る。
その三たくり目。
ラインに違和感が。
ロッドでは合わせず、ラインをたぐるスピードを上げる。
重い。
やったんだ。
とうとうきた。
ラインは30m出ている。
テンションを保ちきれるだろうか。
と思った矢先、そいつはジャンプ。
50オーバーの体を見せつけて、水へ戻った。
まさかと必死にラインをたぐるが、すでにゲームセット。
おそらく流れきってからフライを咥えたんだろう。
どれだけ考えても想像の域を出ないが、
知りうる限りの知識を総動員する。
口先に掛かったフックははずれやすい。
リトリーブに移るタイミングをもう少し遅らせておけば、
フックは口横に掛かったかもしれない。
覚えてろ。
必ず仕留めてやる。
投稿者 fumiaki : 23:08