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f-bobo blog

8月2日 余市川


■余市川。この橋の下に50オーバーが。写ってるのは臨戦体制のTAKA。


一昨日の余市川での一件をTAKAに話したところ、「明日行こう!」
といういことで、平日朝3時、TAKAのクルマで余市川に向かう。

TAKAとの釣行で面白いのは、ターゲットポイントだけでなく、貪欲に他のポイント偵察、あるいはポイント開拓に走り回るところだ。

「去年はここで釣った」「こっちもなんかよさげじゃない?」「ちょっとあっちも見てみよう!」

そんな感じでアヴァンシアに鞭打ちながら、アグレッシブにいろんなところを走り回る。
そしてそんな寄り道が思わぬ状況に遭遇するキッカケになったりするんだから、やっぱり面白い。


余市川に掛かる橋を下流側からアミダくじのごとく通過しながら、僕らはある橋に着いた。
(隠してるんじゃなくて、橋の名前を確認する余裕がなかったのさ。)

橋の上にクルマを停めて真下の川を見る。
すると、いた。デカイのが。
悠に50オーバー。
しかも3匹。

僕らは一気にハイボルテージ。
でも、お互いなんとなくこの予想外の状況に戸惑い気味。
「どうする?」
「あれ目の前にして何もしないわけにはいかないでしょ?」

クルマを停められるスペースを探して、釣り支度をする。
二人とも6番ロッドも持ってるくせに、あえて4番を用意するあたり、僕らも成長したもんだ。

心地よい緊張感と共に、あくまでゲームを楽しむのだ。

二人で同じ岸から魚に対して上流側に回りこみ、ニンフを流す。
正体不明のデカイ奴らは僕らのフライに見向きもしない。

よく言うよね、「見えてる魚は釣れない」って。

でも実際、釣りを始めた僕らからはターゲットは視認できない。
川に入って10m先の水中が見えるわけない。

だからニンフを流してるレーンが当たっているのかわからない。
それでもしばらくはレーンをずらしつつ様子を探る。

アタリすらない。

原因はなんだろう。
魚に近づきすぎた?レーンがずれてる?フライがマッチしてない?
魚がスレてる?それとも奴らに食い気がないのか?あるいは鱒じゃなくて鯉だったりして!?

このうちのどれかかも知れないし、全部かも知れない。

結局こいつらを仕留められなかった僕らには、何がマズかったのかはわからない。
もしかしたらホントに鯉かも知れないし。

ともかく、僕らは連中に匙を投げて、今日のメインへと向かった。


●余市川大江橋下



■ここがこの前、僕がデカいライズを見た所である。


さっき惨敗を食らわしてくれた奴らが、ライズの主の仲間なんじゃないかなーというのは、なんとなくわかってる。

デカアメか鯉か。

定位してる感じはニジマスっぽい感じなんだけど。。

でも、一応この川にはニジマスはいないことになってるらしいし(本によるとね)、
僕もそれを信じきってるから余計「鯉なんじゃないかなー、もしかして。」なんて思ったりするんだけど、
(しかし本の通りなら鯉もいないはずなんだが。。)
鯉ってなんとなくライズってゆーよりはボイルって感じのイメージだし。

とりあえず、やっぱり釣り上げて確認するしか今のところ手はなかったりするわけなのだ。

大江橋を境にTAKAは上流へ、僕は下流へと分かれる。

まずは、今ではすっかり僕のパイロットフライとなったサーフェスイマージャーを流す。
この時点で朝7時半。水温は16度。目立ったハッチはない。
この前見たライズポイントあたりをめがけてフライを流す。

しかし反応はない。
数度キャストするが、やっぱり反応はない。
なんて思ってたら、超極小ヤマメがフライを食ってた。
このときは6番ロッドを使ってたので、リトリーブしてても魚がかかってたのに
まったく気づかなかったのだ。


■それがコイツ。自分の口よりデカいフライを食べないように。

流れの中央はかなり深いので岸から頑張ってキャスティングしてると、
僕の上流側でデカいライズ発生。
ナメてんのか。にゃろ。

しばらくすると、フライのさらに下流でライズ発生。
んー、まいったね。


ハッチなんてないじゃん。
何にライズしてんの?
と、思って水面に目を凝らす。


するとね、これだよ。
ヒゲナガのシャック。
これがばんばん流下してる。



■間違いない。このライズはこれ食ってる。たぶん。


でも、この前見たライズよりは小さい。
サイズも大きく見積もっても25cm程だろう。

普段なら25cm釣れればもう満足である。
でも、今日狙ってるのは50オーバーなのだ。

人って面白いね。
30オーバーも釣ったことないくせに。


目的意識とは人を成長させるんである。


50オーバーを掛けて、「おりゃーっ!」と孤軍奮闘してる自分の姿をイメージしながら
キャスティングを続けるも、現実はキャスト&リトリーブが延々と続く。


そうこうしてるうちに、釣りあがってたTAKAが戻ってきた。
話を聞くと、大江橋より上流は新仔ヤマメオンリーだったらしい。

なるほど。

結局、お互い「アレは何だったんだろうなー」という疑問しか残らなかったのでありましたとさ。

●その後の情報


この日の釣行から2週間後に僕の釣りの師匠の一人である小久米さんが余市川を釣った話を聞いた。
小久米さんが釣った時もやはり、あの正体不明のデカブツがライズを披露したという。
そして小久米さん曰く、「ライズした時、体が少し見えたが、あの色はニジマスなんじゃないか」ということだ。

なんと、ニジマスですか。

そしてネットで調べてみると、余市川にデカイのがいるということ、そしてそいつらの正体はニジマスで、かなりスレているらしいことがわかった。

年をとって知恵をつけたニジマス。
僕がそんなやつらにまだまだ勝てるわけがない。

投稿者 fumiaki : 2006年08月21日 04:26

コメント

▼投稿者 ひどん : 2006年08月21日 20:37

はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいています。

私も北海道なのですが、その魚は
サクラマスではないでしょうか。
この季節になると、流れの穏やかな淵にたまり始めます。
遡上したばかりの時は、婚姻色が出ていませんから、
メスは特に虹鱒によく似て見えます。
先日も川を見に行くと、あちこちで姿が確認できました。
水面にモジリますが、特に何かを捕食している
わけではないようです。

▼投稿者 fumiaki : 2006年08月21日 20:55

ひどん さん、はじめまして。
いつも読んで頂いてるということで、ありがとうございます。


そーですか!サクラマスですか!
なるほどー。

あんなに立派なサクラマスが遡上するんですね。余市川すごいなー。

今年の5月頃、サクラマスを狙って瑞穂ダムに行ってましたが、結局つりあげることはできませんでした。
で、その時ルアーの女の子がサクラをあげてたんですが、サイズは30cmほど。

5月の連休の時には、寿都の海岸沿いの国道に出てる鮮魚屋さんに、海サクラの開きが並んでました。それもサイズは30cmぐらい。

なんで、サクラマスってそのぐらいのサイズというイメージがすっかりついてしまってました。

でもそうですよねー。洞爺湖とか80cmクラスもあがってますもんねー。

そうかぁ、サクラマスかぁ。

正体がわかってなんだかとてもすっきりしました。
ありがとうございます!

▼投稿者 masaki : 2006年08月22日 22:12

サクラなら今度こそチェリーボムいけるんじゃないの?

それと、複数で行ってるんなら1人が橋の上からガイドしてみたら?
「あと1m右」とかってさ。
そんな魚、本州じゃ水面に出ないから僕がそっち行くまでに是非釣ってよ!

▼投稿者 fumiaki : 2006年08月22日 22:57

んー。そーなんだよねー。

「とりあえずガイド作戦」は釣り終わってから気が付いた。
まー、気づいた時には遅かったんだけどねー。

何ならオレがガイドしてあげるから、キミが釣ってみたら?

▼投稿者 masaki : 2006年08月23日 02:37

そういえば、川のサクラって釣っちゃダメなんだっけ?シャケと一緒?

危ない危ない。魚とる前にこっちが捕まっちゃう?

▼投稿者 fumiaki : 2006年08月23日 12:14

おー、そーなんだー。

知らんかった。サクラマスって川で釣っちゃいけないのか。

あぶない。あぶない。