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7月16日 日曜日 富山県 庄川水系~岐阜県 小鳥川
やっと来れた初めての富山釣行、天候が悪化することはわかっていたがそれを承知で来た甲斐があった。昨日は一応釣れたからね…
前夜からの雨は勢いを増し、午前4時ころに目覚めるが雨の激しさで起きる気にもなれず、また寝る。
0530時頃、明るくなって雨も少し弱くなったところでポイントへ向かうが…
折角昨日のうちに今日の分の釣り券も買ったが、前夜から川はかなり濁っており、わずかな希望を抱いて朝まで待ったけど、そりゃ無理なのであった。
利賀川と百瀬川で濁りのない支流を探したら、唯一濁ってない川を見つけた。ちょうど利賀から百瀬に行くトンネルをまっすぐ行った川である。
しかしここは小さすぎ、しかも私有地で立ち入り制限されていてダメだった。
結局百瀬川沿いの宮崎商店という雑貨屋さんで相談すると、遊漁券を払い戻してくれた(普通やってくれないと思うが)。何ていい所なんだ。釣りの話をしているうちに、大きな魚拓を持ってきた。やる気は出るんだけど川がねえ…
雨は北から南に拡大している。南に向かえばまだマシだろう。諦めて岐阜県内に戻ることにした。
それにこの雨では、岐阜と富山を結ぶ庄川沿いの主要国道も通行止めになりかねない。万一の通行止め前にとりあえず岐阜県内に帰っといた方が無難だ。
前日は夕方しか釣りできなかったので、今日こそ本格的に釣ろうと思ったのに…
どうせどこも濁ってて釣りにならんだろう、と思うと脱力してしまい、抜け殻のようになって岐阜へ向かう。どうせ時間もあるだろうし、と思って寄り道する。
岐阜県の白川郷と一緒に世界遺産になっている富山県五箇山合掌集落に寄ってみた。
ふ~ん、集落内に入ったのは初めてだが、道路も町並みも驚くほど綺麗に整備されている。
車で集落内に入ったら、狭かったのですぐUターンした。
あまりに整備されすぎて人工的なこぎれいさというか、テーマパーク?って感じだった。
ここよりは、僕は白川郷の方が生活の匂いがして良かったと思う。
一ぺん見てみるのはいいと思うけどね。
そこを過ぎて岐阜県境に近づくと、境川ダム(桂湖)と云う看板を見つけたので何となく行ってみる。
道はガードレールもない高い断崖でちょっと怖かったが、上に着いてみたら立派なビジターセンターがあり、オートキャンプ場やボートランプなどもあって整備が行き届いている。
● 境川ダム(桂湖)バックウォーター方面からビジターセンター方面を写す
ダムの水はキレイで濁りの影響もない。ビジターセンターのテラスからしばし湖面を眺めていると、遠くの岸寄りで大型魚のライズを見つけてしまう。どこも濁ってるなら、今日の勝負はココしかない!?
慌ててビジターセンターの係員に聞いてみたら、6月20何?日にニジマスを放流して釣り大会を行ったとのこと。結構大きいやつを放流したよ、と教えてくれた。
どうやらここのダムは電力会社?かどこかに属しているらしく、下流の川の漁協とは無関係であり、遊漁券無しで釣れるとのこと。
いや~、いい話聞いたなあ。
こんだけ奥地で標高も高いし、シーズンが良ければよっぽど釣れるんじゃないかな?
でもここのダム、あんまり噂聞いたことないし、名前もよく知らんしなあ…
とりあえずバックウォーターまで行くと、地図ではまだ先があるはずの道路が無くなっていた。
バックウォーターは大規模な断崖絶壁でとてもじゃないが釣りどころではなかった。川からは大量の泥水と流木が流されてきて、渦を巻いていた。
どうやらこの川が県境らしい。
遥か下流側、岸の傾斜が緩やかなところには2人のルアーマンが釣りをしていたので、少しほっとする。知らないところで釣り人がいると、ちょっと心強いよね。
● とても小っちゃく写ってるが、がんばれルアーマン
左側奥の平坦なところがキャンプ場
バックウォーターから細長く流木の筋が沖合に流れ、その筋沿いにライズがある。
しかしどうやら頭と前部が太いのでコイじゃないかな、と云う雰囲気である。
それでもじっくり見ていると、途中深場から急浮上で現れてライズして、そのまま急潜行していくシャープな動きの魚もいた。ありゃトラウトなんじゃないかな?快適な水温の深場からヒットアンドアウェイ、と勝手に想像してしまう。
もう少し投げやすそうなバックウォーターとビジターセンターの中間辺りに向かう。
ルアーマンのポイントが良さそうだが、なかなか空かないので、ひとまずオートキャンプ場近くの休憩ベンチで朝ご飯。
といっても、お湯を沸かしてカップラーメンを食べるだけだけど。
久しぶりに体も温まり、雨にも負けずやる気が出た頃にはルアーマンもいなくなっていたが、とりあえず休憩ベンチのすぐ前を探ってみることにした。
水温は16~17℃くらいだったと思う。
結構すぐかけ上がりになってはいるが、イマイチ投げにくい。水温も低くないし、魚影も最初のライズ以降さっぱりだし、雨が激しくなってきて気力が失せて撤収。
ま、来シーズンの春にでも来てみよう。
それから岐阜県内に戻り、白川村から荘川→高山→平湯→神岡→河合村と、ぐるーっと一周して場所を探した。
御母衣湖は大減水で、増水時には水没している<ひょうたん>が陸続きになっていた
御母衣ダム上流の庄川本流も泥濁りで全然ダメ。
牧戸のシェルで少量給油。案の定、高い…
一色川に行くと、一応釣りになりそうな濁り具合である。でもここはいつもくるから今日はパス。
● 一色川の三島酒店 自動販売機に着いていた フタスジsp 体長 18mm
次の寺河戸(地元では「てらこうど」)は本流よりマシ、一色よりダメな濁り具合でここもかなり厳しい。
旧清見村を経て旧高山市へ入る。
ちなみに、高山での給油は国道41号線に看板のあるスーパー「バロー」すぐ近くのシェル(セルフ)が信頼できる中で一番安い。
それはさておき、高山を過ぎて小八賀川もダメ、得るもの無くて通過するのもしゃくなので、道端で水の補給。
平湯を越えて蒲田方面に行く途中も「天狗ノ水」でまた休憩と水の補給。
庄川下流に始まり、庄川上流、一色、寺河戸、小鳥川上流、川上川、宮川上流、小八賀川、平湯川、蒲田川、高原川、宮川下流、小鳥川下流etc…
まあよく走ったものだ。目的地もなく場所を探しながらこれだけ走ったのは初めてだ。
こんだけ走ったけど、あまり濁ってなかったのは一色川と小鳥川(ダム下流)くらいだった。
蒲田も何とかやろうと思えばできないこともなさそうな濁り具合だったが、水量多すぎてダメ。流される。
あとは釣りには厳しい濁り具合で、有名な川ってのはやっぱり状態がいいから魚を保持できるのかなあ、と考えたけどどうなんだろうね。こっちの方が雨少なかっただけかも知れない。
でもまわりがダメでそこだけOKなら、やっぱりその川の実力かな?
真相は藪の中。
ぐるっと回って、小鳥ダム下の小鳥川の目指すポイントに着いたらもう真っ暗。急なダートを降りて川べりまで行き、車を前下がりになるくらいまで川に近づけてライトを照らすと笹濁り。これならいける。
安心したのはいいが、雨は依然いい勢いで降っており、ここで夜をこすのは自殺行為なので高台へ避難する。
もうちょっと先まで行くと、元田という集落があってそれより上流はどこかで通行止めになる。
元田にある太郎嶋という橋に来てみると、橋のすぐそばを
緑色の小さな光がフワフワ浮いていた。
ぎゃー!!
と驚いたがよく見るとそれは一匹のホタル。はかなげに対岸へ飛んで行った。
蛍なんて何年振りに見たんだろう。
一匹しか居ない理由が、環境悪化によるものなのか、それともあの蛍だけ時期がずれてしまったのか、僕には知るべくも無い。
どちらにせよ、ホタルを見た嬉しさと同時に、はかなさも感じさせる光だった。
ここで引き返そう。
自販機でビールを一本買うと、多数の虫が付いていた。
ウエノヒラタ 捕獲時はもっとオレンジ色が濃かった
よくわからない小さいヤツ
ミドリカワゲラの親戚
ミッジ
など。
ここでは一泊駐車できるスペースが無く、しかしこの付近も何もないのでちょっと心細くなり、結局町まで下りていった。
町から反対方向に峠道を進むと温泉があるようだが、こんな日のこんな時間にやってる可能性は低い。
車中泊での入浴は体力回復の最重要事項だが、この日は諦めた。
集落には旧村役場と駐在所の間に適度な駐車場があって助かった。駐在所の横なら、変な人が来ても安心だろう(多分)。
というか、一番の不審者は僕じゃないの??
今晩の夕飯は、またもカップラーメンである。雨が小降りになったので、外でキャンプストーブが使える。
駐在所の横で湯を沸かしてると軽くドキドキした。駐在さんに見つかったら職務質問されそうでやだなあ。
この晩も途中で買ったビール1本でリラックスしてると、ボンネットの上で倒してしまった。
ああ、ビールが!…
と共に
ああ、ボンネットがビール浸し…
バカなことをやって悲喜こもごものうちに寝てしまうと、激しい雨でいつの間にか車内は曇りまくりになりつつ、夜は更けていった。
この雨ならボンネットにビールの跡がつくこともないだろう…
この日の走行距離、ざっと343.6km。
0530時から2100時まで走り続けた。
ああ、疲れた…(憑かれた?)
投稿者 masaki : 2006年08月04日 19:25
コメント
▼投稿者 fumiaki : 2006年08月04日 22:55
よくまあそんなに走ったもんだね。
走行距離聞いただけで疲れるよ。
ということでオレもこれからショコツまで240km走ってくるわ。
▼投稿者 masaki : 2006年08月04日 23:41
おお~!渚滑!!
すげ~!いいなあ~!
がんばって~!
