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m-bobo blog

7月15日 土曜日 富山釣行

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● 道路の側溝に勝手に作られたからくり。左端の回転十時バーでは花の鉢が回り、
その他色々、タバコの看板なんかも水車でカラカラ回っている。

富山、この何年か行きたくてずっと行けなかった噂の川。

数年来の小さな野望が、ようやく叶えられる時が来た。

この日の2日前、つまり木曜日だが、久々に気合いの入った釣りの準備をしてしまい、ほとんど寝れなかった。

その余波で肝心の金曜夜に寝てしまい、そのまま寝坊してしまった。朝0530時頃に起きてから夜中の準備を再開すると、0600時から0630時頃には何か空気が生暖かい気がした。窓もベランダもすべて全開にしてたんだけどなあ。そして0700時にはすっかり暑くなっていた。
ここ数日間、35度前後の酷暑が続いていたのは伊達じゃない。こんな所は耐えられない、もうダメである。早く脱出しなければ。

この日は-

1030時 自宅近くのスタンドで給油して出発。 0.0km

途中、美並ICから荘川ICまで東海北陸道を使う。しめて1,400円也。

美並ICで東海北陸道にのる時、ICから降りようとする車の渋滞があったので「何でこんなところで?」と不審に思ったら、三連休のため名古屋から高山へ向かう北行きは異常な渋滞で、しびれを切らした車が高速を途中で降りようとして出口にも大渋滞を作っていたのであった。

ヤバイと思ったら時は既に遅し、もうUターンも出来ず、高速にわざわざ金払って渋滞の列に突っこんでいった愚かな僕、下道の方が早かっただろうなあ…
でも何故か、ひるがのSA以北はすいていた。

1400時頃 白川郷の合掌集落を越える。130.7km
1441時 国道156号線の「道の駅たいら」付近から山奥へ東進、163.5km
1450時 富山県南砺市利賀村 着、173.5km。所要時間 4時間20分!

ブログ用に住所を調べたら、

南砺利賀??

そんな住所あるんかい??

それはともかく、峠を下りて村に入るとすぐ北側にガソリンスタンドがあった。ガソリンはもう半分減ってたのでとりあえず給油しておく。夜、田舎でガス欠になって困ってる人を高山で散々見てきたからね。

スタンドの事務所は開けっ放しで人気もない。停まってから「あれ?」と思っていると、隣の建設会社から普段着のおばちゃんがひょこひょこ出てきて給油を始めた。

スタンドが建設会社とはなかなか珍しい組み合わせである。

人も少なそうな村なので、人が居るときにここぞとばかりに聞いておく。「釣り券近くで売ってる?」

おばちゃん:「ウチの事務所にありますよ。」

・・・?

なに~!

建設会社兼ガソリンスタンド兼遊漁証取扱所、しかもおばちゃんが出てくる!?

前代未聞である。
恐るべし富山。いきなり先制パンチをくらう。

15時も過ぎて時間がなかったので、早速その日と翌日分の遊漁券を買う。1日820円、とても良心的である。
明日の分はともかく、当日分はもう残り数時間しかないのに買っちゃって、変なヤツと内心思われたことだろう。管釣りじゃあるまいし。

建設会社の事務所には愛想のない建設業のおっちゃん2人が作業服姿で仕事していて、Tシャツにハーフパンツの普段着で偏光グラスかけて入った身にはとても居づらい気まずい雰囲気。
その中で、おばちゃんがガソリン代を計算している。

ん?…電卓?…

レジも無いんかい!

やっと計算が終わると、今度は別の箱をおもむろに持ってきて釣り券販売セットを出す。そして、もたもたしながら釣り券を出そうとしている。頼むから早くしてよ~、居心地すっごい悪いんだから~。

ようやくお釣りをもらった僕は逃げるように事務所を出て川辺に向かう。スタンド付近の細い田舎道、この集落のメインストリートなんだろう。
その道路の利賀川にかかる橋から見てみると、川は予想以上に小さく水は少ない。

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● 川の最狭部は2~1m程度

あちゃ~…こりゃダメだな…

ん?んん??

あれ?

ええっ!?

…魚影??

20cmないくらいの、色の薄めな魚。イワナだろうか、ウグイだろうか。
こんな奥まで来たんだし、イワナの川らしいからイワナじゃないか。(←ただの願望で根拠はない)
真相はともかく、一度萎えかけたやる気ががとりあえず復活してきた。

峠の出口付近に戻ると、上流方面には「この7km先、大勘場で通行止め」

となっていた。付近を多少見回ってから上流へ向かう。

1620、赤い橋と堰堤の上流に出る。

ダートになった道を川の方へ下って行くと…

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● 川原。

行き過ぎた…

天気が芳しくなかったので、増水を警戒してもうちょっと車を高台へ避難させておこう。
その道は

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● また藪と泥の水たまり

別に自分の車をいじめるのが趣味なのではない。釣りには仕方ないのだ。

堰堤には魚影が多数見えた。こんな上流でウグイもないだろう。

急斜面の藪の隙間を抜けて下り、プールに着くと20cm未満の小型が多数見えるので驚く。どれだけ居るんだ?
たまに20cmクラスがどこからともなく湧いてきて消えていく。
足場もバックもろくに取れないままキャストするも反応なし。

ちょっと行きにくいので上流から釣り下っていくことにした。

雨は時々激しくなるとちょっと小休止するが、釣りにはなる。

さっき車でたどり着いてしまった川原まで歩いて入渓すると、そこはかなり浅い川だった。

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● 水量もそれほど無かった

こりゃいるんかなぁ?

と不審を抱きつつも投げたとたん反応アリ。
ちょっと嬉しくなって投げてみると、どこにでも魚居るんじゃないの?ってな反応だった。

投げても投げても反応がある。20cm未満・キープサイズ以上と云う魚ばかりだったが、これほど魚影が濃い川も珍しい。
というより、初めてである。

沢山バラして合わせ損ねたが、あっという間に5匹、異常なくらいの魚影である。

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● 人生初めていけすを掘った、くらい釣れる

どうもみんなの反応を見る限り、フライの洗礼をまだ受けていないようである。主流、流れ出し、わきetc、いかにもというポイントからは殆ど反応がある。
フライに関しても、何でもかんでも食ってくるという感じだったが、合わせ損ないや、やりとり中のバラしが続くと急速にフライを覚えて、とたんに反応しなくなってきた。

ちょっと釣れにくくなったのでフライを替えるとまた素直に出る。

今度は良型の居そうな石裏を狙うとまた一発で出る。
-しかしまた小型。う~ん、小さいのしか居ないのか?

そのうち、バンクに張り出した草の隙間を狙うと今までにない大きな食いが。
合わせ損ねて再度キャストすると、草に引っかかってしまった。
仕方なく引っぱって草が揺れると、大人サイズのイワナが飛び出して逃げていった。

小魚ばかりなのではない、良型のポイントを僕が攻めきれていないだけの話であった。

本命の堰堤に戻ろうと川を下ると、これまた多くの小イワナが逃げまどう。
追いやってしまったのかどうか、堰堤上の小プールでは釣れず、上流を目指す。

そうこうしてるうちに薄暗くなってきた。良さ気なプールでイブニングにしようと思ったが、知らない渓流を暗くなってから川通しで戻るのは危険と判断し、真っ暗になる前に帰ることにする。するともうあまり時間がないな。急がねば。

プールにはそこそこの型の魚が2匹見えるが、近寄るだけでUターンしてしまう。
ハッチもライズもあまり無い。時間がないのでパス。

流れ込み側に少しずつ移動していくと、やっとまともな魚の手応えがあった。

あげてみると24.5cmのイワナ。この短時間では悪くない釣果である(僕には)。

暗くなる中、慌てて撮った写真は発光せず、撮り直しているうちに逃げられてしまった。ストロボ発光モードにすると、充電の為?か数秒間動きが止まってしまうデジカメをちょっと恨む。

でも、ストマックだけはちゃんと採ったからね。

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●イワナ24.5cmのストマック フライはTP77の#12、リバースド・フェザー・エクステンドボディ

アタリフライは最近のFF誌・モンカゲとワカサギ特集に載ってたモンカゲドライだが、TP77に巻くと軽くて沈みにくく重宝する。
C14-BVにも巻いてみたが、TPの方がこのフライに向いた形状でしっくりくる。

まあ、ストマックは全然違ったけどね。

ストマック

5mm前後のの極小ケースドカディス 130 ←マルツツ?
 ピンセットで掴むとじゃりじゃりと音がした。

8mm コカクツツ?ケース 1
10mmのピューパ 1
虫の足 小4本 大1本
5mmアント(全身) 1
5mmアントの腹のカケラ 1
ハエ?の頭幅3mmくらい 1

カメラとストマックに苦戦してる間にかなり暗くなったのでこの日は終了。恐る恐る川を歩いて帰る。
さあ、問題はこれからどうするかである。

また片道4時間20分かけて自宅に帰ると真夜中の23時50分に着くね。
で、午前4時半には釣り場で準備したいので、その4時間20分前に自宅を出るとすると、出発は午前0時10分になる。

自宅滞在時間20分

…これでは大急ぎでも晩メシか風呂のどっちか片方しかできんな…じゃあ、いつ寝るの??
その前に、グッタリして戻って来れんわな。

ということで、車中泊をするしかないのでまず風呂を探す。隣の百瀬川の「天竺温泉」にでも行ってみるか。

利賀の中心街?から峠道を登っていくと、程なくして百瀬川に着いた。上流へ走り、風呂へ。
イブニングぐらいから勢いを増した雨は、結構な降りである。

天竺温泉、宿もあるんだね。結構車がとまっていた。

受付け2030時まで、終了2100時、大人1人600円也。

施設はさほど大きいというわけではないが、室内・露天にサウナなど一通り揃っており、石鹸・シャンプー類も備え付けだし、雰囲気も悪くない。あ、タオルは持参ね。

泉質はアルカリ性単純温泉ということで無色透明、美肌効果があるらしい。
匂いもないので硫黄のニオイが苦手な人にはいいかも。そのかわり、硫黄の匂いで雰囲気を求める人にはちょっと物足りないだろうね。

源泉は通常の風呂よりだいぶ冷たいので加温しており、その点ちょっと残念ではある。

まあ、一言で云うと「何か別の目的で行って、ついでに温泉があると嬉しいけど、その温泉メインで行くのはどうかな?」
ってところか。

この日は子供だらけであちこちから湯やシャワー水が飛んできたので、早々に退散。

百瀬川を偵察すると、そこそこ濁ってきていた。この降りでは、明日の朝は厳しいか。
それに心は利賀川なので、また釣れたポイント近くに戻ることにする。

しかし、天気予報によると北陸と飛騨地方はこの夜から翌日以降ずっと大雨になりそうだったので、あまり川に近い場所に泊まると万が一にも夜に増水して退路を絶たれてしまうのが怖いので、安全な高台に車を停める。

寝る前にはイブニングで何とか確保したストマックサンプルを詳しく見たり、日記をつけたりとやりたい事はいろいろあったが、疲れで車を停めたとたん意識が無くなる。大きなワンボックスカーでゆったり寝たいが、現実は運転席を倒すだけで精一杯であった。

投稿者 masaki : 15:34 | コメント (1)

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7月25日 豊平川・砥山栄橋&十五島公園下流


■ここに来たのはいつ振りだっけな。去年のような、一昨年のような。。


午前3時半。仕事をしてたら腕時計のアラームが鳴った。

釣りに行くとき用に設定してたのだが、解除するの忘れてたのである。
しかしだ。この音聞くと、なんだか釣りに行かなきゃと思ってしまう。

そう思いはじめると次第にブレーキが効かなくなって、やっぱり行っちゃうんだな、これが。

●砥山栄橋下流


豊平川シリーズは今のところ1勝1分け。
2勝目を上げるべく、前回よりはさらに上流を目指す。

砥山栄橋下。ここに来るのはいつ振りだか覚えてない。
でも、プールでライズを繰り返すやつがいて、結局仕留めることができなかったことだけ覚えてる。

朝4時半で、水温は13度。まずまず。
だが、蚊しか飛んでない。



■写真奥が下流側。そしてこの奥にプールがある。まずはそこを狙う。

プールでもカゲロウとかはほとんど出てない。が、ちっちゃーいライズが時折おこる。
フローティングの半沈ユスリカをキャストして様子を見る。緩やかなレーンに乗ったフライがライズポイントにさしかかると、出た。が、フックしない。

フライを替えて何度か試すが、どうもだめだ。フックできない。
もう、いいや。次いこ。

このプールより下流は行ったことがなかったので、今回はちょっと探検。

見た目的には岩魚のいそうないい渓流なんだけど、どうも魚影は濃くないらしい。
途中、ナイスなポイントを見つけるたびにフライを送るが、まったく反応なし。



■釣れそうなんだけどねー。釣れないんだよねー。

そしてさらに進むと、また大きなプールが現れた。気温も上がってきて、ちっこいカゲロウが出始めてる。
しばらくライズを待つと、遠くの方でちっちゃいライズが起こり始めた。



■写真奥、ずっと向こう、木が写り込んでるあたりでライズが。遠いし、ちっちゃいぞ。


しかし、遠いな。
あそこまで移動するのは大変だ。

でもせっかく見つけたライズなので一応頑張ってみる。
岩盤の川底は時折裂け目があって、気をつけないと水没してしまう。

えっちらおっちら歩いて射程圏内に入ったところで、ダンパターンをキャスト。
しかし、出ない。。


しばらく頑張るが結果はでず。
いい加減眠くなってきたので、あきらめて撤収した。

●十五島公園下流


帰り道、クルマで川沿いを降りてくるとなんかよさげな場所を通る。
釣れてないので、ちょっとだけ、、と試してみることに。



■十五島公園の下流のあたり。

川に降りようとしてるとき、ランニング中のおじさんが僕に声をかけてきた。

ユグイでも釣るのかい?」

へっ?ユグイって。。あ、ウグイのことね。

「ウグイしかいないんですか?」

「おー、むかしなー釣ったことあったけど、この辺なー、ユグイばっかりだわ。もちょっと上さ行けば、ヤマメなんか釣れたけどな。じゃ、がんばってなー。」


どうも。。

ウグイしかいないのかー。ウグイはもうやだなー。ま、でもちょっとやってみよ。

川に降りるとウグイしかいないようには見えない。落ち込みのあたりなんてヤマメがついてそうじゃないか。

とりあえずサーフェスイマージャーを結んで、落ち込みに流し込む。
流しきってリトリーブをするとアタリがきた。
よし。

どうもチビっぽく、フライを食いきれないらしい。
もっかい流してみると、アタックはしてくるがフックせず。

あきらめて次のポイントに移動。

底石が絡んでそうな普通の流れのあたり。
ニンフで底を転がしたいが、ビーズヘッドをきらしてたので、かわりにウェイトを巻き込んだディープセッジを送り込む。

すると、きた。

顔を見せたのはチビヤマメ。
ボウズは避けられたが、しかしねー。



■ひさびさのヤマメだけど、ちっこいなー。まだまだ修行がたらんようだ。

投稿者 fumiaki : 05:51 | コメント (3)

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7月24日 千歳川

前日は仕事のせいでキャンプ中断を余儀なくされたこともあって、いささか消化不良気味。

トラブルも解決したし、日中はいい天気だったもんだから、釣りに行きたくてしょうがない。
午後からの打ち合わせは5時ぐらいには終わるはず。昨日は休みも半分流れたし、ま、釣りに行ってもいいかな。なんて自分に甘い。

問題は行き先。1時間以内でいける場所といえば、豊平川上流もしくは千歳川か。
迷うとこだが、イブニングだしね。やっぱ千歳川でしょ。

しかし5時には終わるはずの打ち合わせは長引いて、終わったのは結局5時半。クルマで行ってたんじゃさすがに間に合わない。

夕方6時、千歳川めざしてバイクを飛ばす。

札幌はいい天気だったのに、千歳に近づくにつれて雲行きが怪しい感じ。
前にもこんなことあったけな。

千歳圏内に入ったときには霧雨が降ってきた。ま、虫が飛べる程度なら雨でもかまわいないけど。

スポーツセンター裏についたのは6時45分。
バイクをおいて、前回のプールへと向かう。


気温は低めで、数も多くはないが虫は飛んでる。モンカゲ。

川につくと先客がいた。フライを振ってる。先にいい場所とられちゃったな。
しかし、なんか見たことあるようなシャツだな。なんて思ってると、そのフライマンが言った。

「ハマ?」

え?TAKA?まじで。
こんなところで会うとは。
奇遇だね。っていうかテリトリー近すぎね?
ま、ここはTAKAに教えてもらったポイントだけど。

日はもうすっかり落ちかかってる。
プールでは時折小さなライズが起こるが、たぶんウグイだろう。前回はウグイだったしね。

TAKAの話では本流でさっき、でかいライズがあったそうだ。
ならばやっぱりそっちを釣りたい。


で、モンカゲパターンを結んで流れにキャスト。
このモンカゲは先週のキャンプで巻いたやつで、シリコンのコーンボディにエアロドライウィングとCDCをたっぷりつけたやつ。
TAKAの先輩が巻いたというモンカゲパターンを参考にさせてもらったやつだ。
よく浮いて、よく見える。これはいい。

と思ってたら、木に引っ掛けてロスト。一個しかつくってなかったからなー。がっくし。

すっかり暗いので、なるべく大きくて白っぽいやつとなるともうヒゲナガしか残ってない。
ま、いいや。

しばらくヒゲナガをキャストするも反応なし。
ならば、水面下をと、サーフェスイマージャーをキャストする。



■プールでライズを狙うTAKA。明るく見えるけど実は暗い。ナイトモードパワー。

一方、TAKAはプールでライズ狙い。
そして仕留めた。

おー!やったやったと二人とも岸に寄り、仕留めたやつとご対面。その正体は、、
ウグイ。

かける言葉もない。


お互い気を取り直して、また川に向かう。
僕もその後、パールダン、マドラーミノーとフライを替えるがどれも反応なし。

真っ暗闇の中、ごご8時半近くまで粘ったものの結局ボウズ。

でも、へこたれません。


投稿者 fumiaki : 01:22 | コメント (2)

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7月23日 支笏湖・ニナル側インレット


■朝もやの支笏湖。カヤックで漕ぎ出すと静けさいっぱい。心地よい。

キャンプ2日目。
今日こそは釣りたい。なんとしても釣りたい。でっかいブラウンなんか釣ってみたい。

朝3時半、シュラフを抜け出し、釣り支度。
せっかくだからカミさんも連れて行こうと思ったが、起きる気配はない。
ま、いいや。



■一路、美笛川インレットへ。


すっきりしない天候のなか、まずは美笛川をめざして一人漕ぐ。

今日はどんな状況にも速攻対処できるよう、6番ロッドを水中専用に、そして4番ロッドをドライ専用として持参。準備は万端である。
さ、どっからでもかかってきなさい。

昨日と同じインレット付近に到着するも、ライズはない。これなら春先の方がまだライズがあったな。

30分ほどがんばってみたが、何もおこらないのでここには見切りをつけニナル川インレットへと向かった。

キャンプ場からニナル川まで陸路で約2.5km。湖を最短距離で行けばTAKAが岸際を歩いていくよりは速いはずである。
が、考えは甘かった。

昨日もかなりの時間カヤックにのっていたので、大分操作のコツは掴めてきてはいたものの、それでも進む速度は歩く速さ以下。美笛川インレットからニナル川インレットまで結局40分強かかった。
ま、それでも普段とは違う景色なのでこれはこれでなかなか楽しい。

途中水中をチェックしながら進むが、かなり沖に出てたので水は濃緑色。なんにも見えない。
岸近くを通過するときはカケアガリが確認できた。

杉坂隆久さんのキャスティングスクールに参加したとき、湖の釣りはカケアガリの外までキャストせよと習ったが、なるほど、ここまで急激に水深が変わるとは。
岸からカケアガリまでの距離はどこも一定ではないので、岸から狙う場合はどこまで飛ばせばいいのか判断に困るところだ。
でも一応の基準として水の色が変わるあたりとか、水面の波立ちに変化があるところはどうやらそれに近い状況らしい。
沖に出た経験はこれから役に立ちそうである。


■ニナル川インレット。中央の暗い部分から先がニナル川。


そしてようやくニナル川インレット到着。
カケアガリついでに言うと、ここのカケアガリは岸からかなり近く、しかもものすごく急激に深くなっている。
川の水が流れ込むからだろうか。

状況は先週ウグイが群れていた辺りでライズがちらほら。
河口付近は流れがあってカヤックでは定位することができないので、上陸作戦開始。

やっぱりウグイなんだろうなと思いつつもとりあえずライズを攻める。

教えてもらった情報に従い、アントパラシュートをキャスト。
出たのはやっぱりウグイであった。

ハッチしてたのは18番ぐらいの小さな黒いカディス。名前はわからない。
岸ではそのカディスを狙ってチビアメが泳いでる。



■この日ハッチしてた黒カディス。名前なんだろ。


チビに用はないので大きなライズを探すが、あるのはウグイライズのみ。
待ってるだけではつまんないので、たまにライズを狙うともれなくウグイがついてくる。
いらないんだけどね。

そんなことを1時間も繰り返してるんだから、僕もどうだろ。


いい加減今の状況はよくないと悟ったらしく、再びカヤックに乗艇。
沖目のライズを探す。

すると岸からはわからなかった岬の裏側にライズ発見。なかなか大きい。
カヤック、ナイスだね。
なんて思いながら現地へ急行して、ちょっと離れたところからキャスト。が、なんか様子がおかしい。

近づいて確認するとまたウグイの一団。
閉口。。


それでもライズが起こると、もしかしてアメマスかもとか思ってキャストしてしまう。
結局、カヤック初の釣果はウグイとなった。



■舟釣り初釣果はもちろんウグイ。

朝も8時を回ったころ、あきらめて撤収を開始。
潮(?)の流れがキャンプ場方向へ向いてるらしく、帰りは楽チン。疲れて漕ぐのを休んでも、少しづつキャンプ場へ向けて流されていく。

そしてキャンプ場の端っこに差し掛かった頃、沖合い100m付近で突然でかいライズがあった。
おおー、これだ。
これをまってたのよん。
間違いなく大物。

しかしライズまでの距離50m。とてもじゃないがフライが届く距離ではない。
普段なら岸から指をくわえて眺めてるところだが、今回は水上移動手段がある。

回頭してライズに接近。すると今度はややライズポイントが移動。
くっそー、動くんじゃねー。。
移動は出来ても俊敏さに欠けるのである。

しかしだね、こんな沖合いで何にライズしてるんだろ。
水面を見ると何か浮いてる。
なんか色と縁取りのはっきりした、カディスと蛾の中間みたいな虫。
そういえばこのヘンな虫、キャンプ場の炊事場とかにいっぱいいたな。

こんなヤツがかなりの沖まで点在してる。
どうやら沖まで飛んできて力尽きたようだ。

ライズしてるヤツはこれを食ってるのかな。

形はカディスに似てて、色は明るいベージュ系なので、手持ちの似てるフライといえばとりあえずヒゲナガしかない。

ライズポイント付近にヒゲナガをキャストし、しばし待つ。
時折、ロッドを動かして、動きを加えてみたりするが反応はない。

もう移動しちゃったかな。

ライズポイントを結んだ延長線上を移動する。
ただ動くのはもったいないので、6番ロッドにウェットとニンフをくくりつけトローリングも開始。

そしてついに前方30mでデカライズ発生。ずいぶんと移動している。
オールで水面を荒らさないよう静かに漕ぎ進み、射程圏内でキャスト。

しかし、反応せず。
釣りを開始してすでに5時間。

結局、そのライズもその後なりを潜め、疲れ果ててテントへ戻ることとなった。

予報では午後からは天気も回復するとのこと。
ならばイブニングに向けて英気を養おうとしばし休憩。

暖かいコーヒーを飲みながら、午後はどういうプランで動こうか考えていたら携帯が鳴った。
クライアントからだ。
仕事上でトラブル発生。がーん。
日曜なのに。

かくして今回のキャンプ釣行は中途半端な幕引きとなった。
残念。



■ウチのテントで雨宿りしてたモンカゲ。2日間通して確認できたモンカゲはこの一匹だけ。


投稿者 fumiaki : 01:03

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7月22日 支笏湖・美笛川インレット


めずらしくカミさんと休みの合った土日は、やっぱりどこかへ連れて行かなくてはならない。
カヤックにのせてキャンプも、、となると、先週に引き続き美笛へと行くことになるのだが、
前の晩はタイイングとキャンプの準備で結局寝るヒマなかったりする。

幸い、このサイトを見た人から美笛周辺での釣果情報が寄せられたのでやる気だけは満々なのであった。

朝6時、カミさんを叩き起こしてキャンプ場へ出発。

最近はどうも天気がよくない。
この日も小雨がパラつく中テントを設営。
全国的に大荒れの天候を考えると、それでもまだ北海道はましな方なんだけど。

拠点の設営が終わるととりあえず睡眠をとって、午後3時起床。
まずはカヤックを組み立てる。

天気は良くないが、波もなく湖面は穏やか。
カミさんをカヤック前席にのせ、9ftの竿を携え出航。
とりあえず美笛川インレットを目指す。

湖岸から200mほどの沖を漕ぎ進むが途中ライズは見当たらず。
インレットから突き出ている倒木近くまで岸寄りすると、カミさんが小さなライズを見つけた。

チビアメかウグイといった感じのライズで波紋は小さく、間隔も長い。

12番に巻いたパラシュートアントをキャストするが反応なし。
しばらくするとそのライズもなくなった。

右の倒木の上にはルアーマンが二人、左の倒木にフライマンが一人、そして岸にもフライマンが一人。
みんな沖をめがけてキャストしてるが、反応は薄い様子。

午後6時をまわってそろそろいい時間だなと思っても湖面にライズはない。
よくよく考えてみると、虫が飛んでない。


湖水に手を入れると水が生ぬるく、計ると水温17度。
そして気温は14度。そういえばなんだか肌寒い。

どうやら気温が低くてハッチがないようだ。
ハッチがなければ当然ライズも渋くなるだろうし。

ライズがないなら水中をと、ウェットをキャストするが、これにも反応なし。
しばらくすると、釣り人はみんな撤収してしまった。

最近の悪天候でどうもコンディションがよくないのかな。
午後7時すぎまで粘ったが、結局釣果ゼロ。

ま、翌日に期待である。


投稿者 fumiaki : 00:58

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7月17日 支笏湖&ビッグファイト松本


■ようやく出番を迎えたビニールカヤック。こんなもんでもそれなりに遊べる。

●支笏湖

さて、釣りキャンプ2日目である。
朝4時起床予定が目が覚めると5時前。
寝坊した。。
テントからごそごそ這い出ると、TAKAも起きてきた。

とりあえず今朝の予定は、昨年末購入しておいたインフレータブルのビニールカヤックによる、初のボート釣りである。

コンパクトに収まったカヤックを電動ポンプとダブルアクションポンプの2段攻めで膨らます。15分ほどで完成した艇を湖に運んで、ビールをかけて進水式。

「どうか、沈没しませんように。。」


二人ともライフジャケット着込んで、9ft6番の竿を携え出航。
気分は海賊である。

しかしこの艇、フィンがついていないのでうまく直進できない。
ちょっと漕いでは右に回転、ちょっと漕いでは左に回転と、なかなか前に進まない。
海賊もワリと大変だ。

おっかないので岸からつかず離れずの距離でちょびっと沖合いを進む。
水中を見るとなかなかの深さだ。

支笏湖の水は透明で、底まではっきり視認できる。見たところ魚の姿はない。

出航して間もなくすると、空からジェット機のような轟音が。
二人とも雷とは思いたくないので、「飛行機かな」なんて言ってるが、現実は無情である。
空からぽつぽつと水滴が落ちてきた。

20分ほど漕ぎすすんだところで、雨は少しづつ勢いを増していく。
「戻るか..。」なんとなく二人とも弱気になりはじめ、キャンプ場に船首を向けた頃にはすでにずぶ濡れ。
湖岸の木の下を進んで雨と雷を避けようとするも、座礁しかかったり散々である。

しかしこれまで岸からしかみたことのない湖の構造がわかって面白い。水面の潮目は湖底のストラクチャーによってできてるらしい。
魚影を探すが魚の姿は一向に見えず。魚ってこんなにいないものなのか。
それを考えると、普段、岸でロッドを振っている自分たちがちょっとかわいそうに思えてくる。
湖で魚を釣るには回遊をとらえなくてはならないようだ。

かくして都合30~40分の航海は、ロッドを振ることもできず、そそくさと退散して終了。
今度は天気だといいなぁ。


朝から振り始めた雨は、午後まで止んだり振ったりをだらだら繰り返し、結局釣りができず終い。
タイイングしたり、キャンプ道具の片付けをしたりして、今後の予定を立て直す。

美笛という現在地を考えれば、尻別川や長流川あたりに移動するのが妥当な線だと思っていたが、TAKA提案により、尻別川支流のビッグファイト松本という管理釣り場に行くことに決定。

前々から気にはなっていたのでこれはいい機会だ。昨日はチビしか釣ってないし、ちょっと大きいのを釣る感触を味わってみたい気もする。

かくして午後3時前、美笛キャンプ場をあとにした。

●ビッグファイト松本


僕は管理釣り場ははじめてである。
せっかく北海道に住んでいるのに、入漁料ならともかく、釣堀なんてというのが本音なのだ。
しかし、このビッグファイト松本、あなどれなかった。

午後4時前、ビッグファイト松本到着。駐車場に車を入れると間髪いれず、ちゃきちゃきした管理のおばちゃんがやったきた。

「あ~ら~、高田さん、いらっしゃい。今日はロッド1本?2本?」
場末のスナックのママじゃあるまいし、めちゃめちゃ商売ッ気たっぷりのお出迎えである。
てゆーか、TAKAってすっかり常連なんだ。。

しかも後でわかったことだが、ここはどうやら駐車場に車を停めた瞬間から料金が発生するらしい。
ススキノでもそこまでキビしくないぞ。
ビッグファイト松本。ますますあなどれん。

釣り支度を整え、ポンドに向かう。
4つのポンドとそれをつなぐ小渓流からなるこの管釣り、まずはその魚の量とイキのよさに驚かされる。
30~40cmのニジマスがうようよ。ところどころでライズの波紋が広がってるのを目の当たりにすると、否応なくスイッチが入る。

はやる気持ちを抑えつつ、まずはTAKAの動きを観察。
何気に慣れてる感じの彼がキャストをすると、いきなり魚が水面を割る。
ロッドが大きくしなって、渓流ではなかなかお目にかかれないサイズの魚を速攻ゲット。

うーむ。すごい。。


僕も昼に巻いておいたダンパターンをキャスト。
が、でない。。
なにくそと手前のライズにフライを送り込む。
そして3投目。来た。

ロッドがしなり、ラインが水中に引き込まれる。すごいパワーだ。
尺上はサケしか釣ったことのない僕にはこの感触は初。
快感だ。
ニジマスのパワーを実感しつつ、バラさないよう寄せる。

そしてなんとかランディング。
最高である。
釣った魚を両手で持って記念撮影してみたかったという僕のささやかな願いがようやくかなった。


■これがそのささやかな願いがかなった写真。


かくして大きい魚の手応えを実感することができたのであるが、ここからこのビッグファイト松本の底力を思い知らされるはめになる。

2尾目にかけた魚はパワー全開で逃げまくり、取り込み寸前でラインを切って姿を消した。

なるほど。ラインはしっかり接続しておかないと泣きをみるのね。

せっかく魚がフライをくわえる瞬間を観察できるのだからと、普段使うことの少ないパターンをここぞとばかりに実験。

まずはスティミレーター。つくってみたものの、普段の僕のテリトリーでは出番はない。
こいつをキャストすると魚がよってきて食らいつく。しかし、反応したのはチビ。フッキングできない様がまざまざと見える。
大物はフライに近寄ってはくるが、フライを確認すると方向転換して去ってしまう。
んー、以外に賢いな。

今度は投げたスティミレーターを沈ませてリトリーブ。すると魚が追ってくるのが見える。
なるほど、浮かせても沈ませてもいけるとはこのことか。
しかし、どの魚も反応はするがフライを見切ると去ってしまう。

次は新開発のモンカゲ。ようやく実釣テストができた。
キャストしてもなかなか反応しない。おかしいなと手前に落として確認すると、着水姿勢が乱れてる。
これはいかん。C14-BVが軽すぎて水面を突き破れないでいるのだ。
フックにつばをつけて再度キャスト。今度はうまくいったはずである。すると魚がでた。が、フックできず。

なるほどねー。魚ってシビアだね。
ずぶ濡れのフライはもう投げれない。このパターンは1個しか用意してなかったので、これでテスト終了。
フックできない原因を考えると、なんだろね、パラシュートが大きすぎたのか、フック形状とフライパターンがマッチしてなかったのか、どちらにせよ改良の余地アリ。これがフィールドだったら悲しいぞ。

その後いろいろパターンを替えてキャストしてみるが、なかなか魚がでない。
はて、なんでだろ?

一方、離れたところ釣ってるTAKAはばこばこ釣ってる。んにゃろ。やるじゃねーか。

ひとしきりドライを試したところで、今度はウェットを結ぶ。
まずはウェイトを巻き込んだピューパパターン。リトリーブすると底を泳ぐやつ。しかしこれには魚は全く反応せず。
次は中層を泳ぐやつ。これには反応して追ってくる。しかし、フライを確認するとUターンしてしまう。

フィールドでは絶大な効力を発揮するウェットフライだが、ここでは通用せず。
ここではリアルなパターンじゃないとダメなのか。

時折でかいニジマスが水面高くジャンプしてなんか食ってる。
一度目のジャンプで食い損ねると、間髪いれず二度目のジャンプをして空中の虫を捕食してる。
そんな光景を見たのははじめてで、改めて魚の能力の高さを実感する。
飛んでる虫を食うなんて、魚ってよく見てるんだねー。

飛んでるのはほとんどが蚊。カゲロウもちょっといたから、最初は釣れたんだろうが、その後僕が使ったフライはどれもマッチしてない。

魚のフライに対する反応を見てると、マッチザハッチが鍵のようだ。
ならばここで使うべきはユスリカパターンか。

フローティングのミッジをキャストすると再び反応がでてきたが、フッキングまでいたらない。

なんだ、いったいどういうことだ。
だんだんわけがわからなくなってくる。

結局その後は魚を掛ける事ができず、タイムアップとなった。
いくら止水のポイントのフライを見切られやすいところで釣ってたからとしても、魚の出方が腑におちない。


釣りを終えて、キャビンに戻ると、おばちゃんが暖かいコーヒーをいれてくれながら、今日の魚の捕食パターンを教えてくれた。

おばちゃんの話では今日は魚はオドリバエをターゲットにしていたというのだ。
オドリバエ。。マジすか。。

あのジャンプしてた魚は飛んでるオドリバエをくってたのか。
僕のフライボックスにはオドリバエも入っていた。
でもオドリバエくってるなんて考えもしなかった。

おばちゃんは続ける。
ココの魚にはペレットを与えてるわけではない。水生昆虫の豊富なここのポンドではその日のハッチに合わせて、魚は毎日捕食するターゲットを変えているのだという。
ある日はメイフライに、ある日はユスリカにと魚の捕食するものは毎日変化する。
今日はどうやらオドリバエをくっていたようだから、オドリバエをなげれば一発だったろうって。。

セレクティブなトラウトもさることながら、このおばちゃん、いったい何者だ?
魚もすごいが、あんたもすごいぞ。

改めて状況判断と観察がいかに大切かを思い知らせた気分だ。

かくして僕の初管釣りは、マッチザハッチの重要性を改めて認識させてくれるものとなった。ってそんな管釣りありかよ。

ビッグファイト松本恐るべし。


投稿者 fumiaki : 08:40 | コメント (7)

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7月16日 ニナル川&美笛川


■美しい渓相のニナル川。大物がいるという話だが...。


さて今回はTAKA とその奥さんと僕の3人での釣りキャンプである。
支笏湖の美笛キャンプ場を根城に、ニナル川と美笛川を釣った。


●ニナル川


美笛川より奥に流れているニナル川。行ってみるのは今回がはじめてである。
TAKAが仕入れた情報によるとこの川で40オーバーが上がったそうである。
美笛キャンプ場の管理のおじさんの話でも、美笛川よりはニナル川の方が大物がいるということだったので、俄然期待は高まる。

通行止めの林道入り口まで車で移動し、そこから川までの約2キロの道のりをひたすら歩く。こんなに歩いたのは何年ぶりだろう。



■こんな林道をひたすら歩く。歩いてるのはTAKAと奥さん。

歩くこと20分。水の音とともに目に入ってきたのは岩魚の棲みそうな美しい渓流だった。

大物がいるというのでもっと大きい川を想像していたが、これはこれでとても良い。
こんなにきれいな渓流は僕ははじめてである。

しかし、先行者がいたためか大物の気配はまるでない。ところどころポイントには新仔が泳いでいるのみでライズもない。



■先行するTAKA。ライズを探して釣り下る。


■苔むした倒木をあるく羽アリ。ありんこパターンが効きそうだが、用意してなかった。

ニンフを結んで釣り下るが反応はない。先行していたTAKA の様子を聞くとドライでチビがでたという。
なるほど。

下流に進むにつれ小さなライズが出始めたので、僕もドライに切り替えてチビを狙う。
するとでた。チビばっかり。ほんとチビばっかり。


■チビ1。



■チビ2。



■チビ3。

ほとんど丸干しイワシのようなチビアメを3匹釣ったところでインレットに到着。
労力は報われなかった。


そしてもう一人、報われない男がいた。

先にインレットまで行っていたTAKAは、キャンプ場からこの川までの湖沿いのルートを、
たまたま会った釣り人に尋ねたらしい。
するとその釣り人は20分ほどでつくよ、と答えたのだそうだ。

湖沿いを歩いて戻ってくると言って、一旦クルマを置きにキャンプ場に戻ったTAKAだったが、しばらくたっても戻ってこない。


来ないならこっちから戻るかと思ったところで、湖沿いをへたへた歩いてTAKAが姿をあらわした。
聞けば、20分どころか倍以上の時間がかかったという。

どうやらガセネタをつかまされたようだ。
しかしまあ、よくも水の中を延々40分以上も歩いて来たもんだ。
根性あるね。


●美笛川


さて、ニナル川からの帰り道、さすがに湖沿いを避けて新たな林道コースを通り、美笛川を経由してキャンプ場に戻ることになったのであるが、川を見ては竿を振らずにはいられない身となってしまった僕らは、今度は美笛川を釣り下る。

真昼間で水温は16度。
前の晩、寝てないので早くテントに戻って昼寝したいと思っていたのだが、キャストを始めるともうどうにも止まらい。



■こんな川見てだまってられないでしょ。

で、こんな感じ。


■チビニジ12cm。



■チビブラウン15cm。



■チビニジ16cm。

サイズは少しずつ大きくなってはいるもののチビにかわりはない。
すべて瀬の深みにサーフェスイマージャーを流しこんでの釣果。
ちっこくても元気がいいので釣っていてもまあ楽しい。

気がつけば午後3時。
さすがにちょっとふらふらになってきたので、テントに戻ってイブニングまで仮眠をとる。


●美笛川イブニング


目が覚めると午後6時すぎ。ぼちぼち起きて釣り支度。
狙いは美笛川の流れ込む支笏湖。川を渡って湖を目指す。
いよいよ大物タイムである。


モンカゲのスーパーハッチなんかあったりしたらとてもうれしいぞ。なんて思いながら午後7時ごろ湖へと向かうが、ここで問題発生。

支笏湖が増水してて、美笛川の下流域が渡川できないのである。
そういえばこないだテレビで支笏湖が増水してるって言ってたっけな。

テレビでは支笏湖とつながる露天の温泉が、増水の影響で水位150cmとなってしまって、客が立ったまま温泉に浸かる映像が流れていた。

そんな温泉、それはそれで面白そうだが、今はそれどころではない。
しかし結局どうにもできないので、また美笛川を釣ることになってしまった。

ま、夜だし、大物も出てくるかも。という僕らの甘い期待はあっけなく払拭される。
ライズしてるのはどうもチビっぽい。

TAKAなんかはふっきったらしく、チビライズを目に 「んおー、あのライズ釣ってやる!」 と、びゅんびゅんロッドを振っている。
前向きな男だ。

僕も負けじとロッド振るが、結局チビライズの主がチビだったりするのは当たり前。



■チビライズの主、チビブラウン。仕留めたり。


かくして僕らの1日はチビ三昧で終わった。

●補足

セミの声なし。虫も少なめ。
イブニングでも目立ったハッチは見受けられなかった。

投稿者 fumiaki : 00:14 | コメント (7)

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7月15日 豊平川・藻岩ダム上流


■朝霧の藻岩ダム。今回はここより上流を狙う。


前回の砥山橋からの釣りではカバーできなかった藻岩ダム方面を今回は探ってみる。
この場所は、3年前に知り合いがルアーで40オーバーのニジマスを釣り上げている。

朝4時半に家を出て、5時過ぎにスタートとなった。
簾舞川のインレットから入渓。藻岩ダム上流を目指し、ダムの淵を延々歩く。
止水状態のダムは水温15度。ライズなし。
こんな高温の止水に魚がいるはずないので、ま、当たり前か。


■ダムのちょびっと上流。流れがない。



■ダムの上流。ここが今回の釣り場。

ダム上流に到着。水温はちょっと下がって14.5度。川幅は30mほどあるが水深は結構深い。
流れは普通。底石が点在し、これはやっぱり釣れそうなだな。

ここでもライズはないので、ニンフとウェットをキャスト。リードにフェザントテイルニンフ、ドロッパーにサーフェスイマージャー。

川の中央めがけてサイドクロスでキャスト。ラインを送り込みながら、立ち位置から15mほど下でスイング。この段階でアタリなし。スイング目標は大きな底石。そこから小刻みなリトリーブ。

漠然と「ドロッパーはまだしもニンフが上流向かって泳ぐかなー」なんて思いながらリトリーブしてると、ちっちゃいアタリがあった。合わせるもののラインは軽い。ばれたかなーと思ってたら、小さく抵抗された。

どうやらチビがついてるみたい。ラインをたぐりよせるが、めちゃ軽。
こりゃやっぱサーフェスイマージャーくってんのかなーとご対面するとニンフをくってた。16番のフェザントテイルに7cmほどのニジマス。

ちっちゃいのでネットを使わず、宙吊りのまま写真とろうとしたら、暴れて逃げちゃった。
ま、いいか。

しかし、リトリーブ中のニンフに食いつくとは、チビはやっぱ世間しらずなんだな。なんて思いつつキャスト再開。それとも僕が無知だったのか。

数投後、また同じようにリトリーブ中にアタリがあった。
また、軽い。しかもなんか、さっきより闘争心が感じられない。

上げると10cmのウグイ。またもニンフの方を食ってる。
チビの上にウグイなので、悲しさも倍である。



■撮り損ねたニジマスの代わりにウグイ写真。でも、いらないかも。

しかし、ニンフをリトリーブしても魚って反応するんだってことがとりあえず2例。
実際ね、もちょっとおっきいの釣れないとね、なんともいえんなーと思うんだけど。。

その後おっきいのは釣れなかったので、上流めざして泳ぐニンフに魚が反応するのは本当かは確認できませんでした。

投稿者 fumiaki : 21:41 | コメント (2)

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7月9日(日) 奥美濃釣行

仕事の都合で約1ヶ月振りの釣行になるが、台風来てるよ?
未明には恐ろしいくらい大きな雷と、痛そうなくらいの勢いの雨。

雑用のため出発は10時になってしまったが、その時岐阜市内の長良川は水量増加がイマイチわかりにくい、って程度だったのに色は完全な泥濁りだった。

台風は南から来てるので北にある川は被害が少ないはず、と我ながらアバウトな希望的観測で北上開始。

岐阜市に引っ越してから夏の釣り場を探すのは初めてだし、釣り自体も久々で、どこへ行くべきかあまり見当がつかない。

朝遅かった為あまり遠くへも行けないので、長良川支流の吉田川方面へ向かった。幸い、美濃市から北の方では本流もあまり濁りもないし。

何の情報もないままに走っていくと、せせらぎ街道という有料道路の入り口まで来てしまったので、先に進むのをやめて何となく料金所を迂回する。

料金所付近には川と温泉があり、温泉近くには「四季のナントカ」というペンションがあるが、ここ行きのダートに入り込むといずれペンションの玄関で行き止まりになってしまう。そう云えば、以前も玄関まで来ちゃった気がしてきたよ?学習してないな、僕…

ペンションの横にはかなり大きな砂防堰堤があって、ペンション北の側道が堰堤上につながる。別にどうってことないよ、ってな感じの場所である。石ゴツゴツで白くなっている。
川全体を見まわしても工事中と工事完了後の所ばかりといった感じの川で、どうも魚がおるんかおらんかもよくわからん。

岸辺のクモの巣にはスピナーが多数かかっていたが、いつのものなんだか。

060709_1306_meiho_onnsen_ura.JPG
● 明宝温泉裏

全く釣りもせずこのポイントを移動し、更に先へ進むと、明宝スキー場についた。

スキー場を突っ切って先へ進むと橋に出た。その先は…


060709_1236_meihoskifield.JPG
● 明宝スキー場先


はい、おしまい。


ちなみに、その下はこんな感じ。
別に渓相は悪くないが、雨続きだったこの日にこの水量だったから、普段は大分水が少ないのだろう。

060709_1238_meiho_takahashi.JPG
● 明宝スキー場 「高橋」付近

時間があればやってみたいが、そこまで余裕はないし天気もイマイチなので見ただけでやめておく。

それから結局は有料道路の料金所を通って、懐かしき高山市内の旧清見村方面に入る。

この辺は馬瀬川上流になるが、なんせ前回(春くらい)も偵察がてら半分ドライブで終わってしまったので不安だったが、やっぱりその通りでポイントに困った。

馬瀬は既に鮎が解禁されていたので中流域は鮎釣りであふれ、渓流釣り師は上流に追いやられてしまいすごい密度になっている。車のすれ違いもままならんような所では車を置く所すらなく、今回もドライブだけで終了。

後日この話を知り合いにしたら、「他が濁っててみんな馬瀬に逃げてったのかなあ?」

との推測だった。それなら、通常はもっと少ないということになるので助かるが…

馬瀬で西進して馬瀬峠・馬瀬トンネルを抜けて郡上市明宝に向かう。この道路は全域2車線でその辺の国道より余程走りやすかった。

下りると金山明宝線・県道86号に出る。弓掛川沿いに西進するといつの間にか吉田川に戻った。結局、有料道路から大きく一周したような形になった。

気良川や寒水川も見て回るが先行者がいたりで、とてもじゃないがイブニングまで待っていられないし。どうせ雨だし。

それからは何となくやる気も失せ、吉田川沿いに来た道を戻る。

…でもやはり、帰ろうとすると諦めきれず、すぐUターンして道駅の裏を見る。

060709_1853_meiho_michinoeki_ura.JPG
● 道の駅明宝 裏

初めてのポイントだが、小魚のライズがある。

雨で断続的に中断してたら日没終了。

走ってばかりで何してたんだろう、こんなにガソリン高いときに…

投稿者 masaki : 22:10 | コメント (2)

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7月13日 豊平川・砥山橋下流


■砥山橋からの眺め。狙いは写真左上カーブのあたり。写真では見えないがこのカーブの左に発電所の放水口があって、もんのすごい勢いで水が流れ込んでるのだ。

おとといの千歳川で、天候に恵まれなかったからという言い訳したとしても、結局ウグイしか釣れなかったことには変わりはない。一番納得いかないのは自分である。

なんで、早起きして行って来ました。久しぶりの豊平川上流。とにかく当面は30オーバーが目標なんである。

朝3時半に家をでて4時に現場到着。近いというのはいいもんだ。
今日はがっつり気温があがるというから、きっといい釣りができるに違いない。たぶん。。

狙いは放水口周辺だが、橋の下も良い渓相。
まずはライズを探す。

水温13度。飛んでるのは蚊とカゲロウ。カゲロウは数も少なく、サイズも小さめ。
橋から放水口までの道すがら、水面を凝視しながら進むがライズはない。

弟のコメントにもあったが、確かに虫の量に比べてライズはあまり見かけないかも。豊平川だけの話じゃなくて。それとも見つけ方が悪いのかな。



■これが発電所の放水口。左奥に見えるのが入渓した砥山橋。写真だとおとなしく見えるが、実際はすごい勢いで水が流れ込んでる。


ライズがないので、ここは当然ウェットで攻める。
リードにオレンジのスペイハックルを巻いた対ニジマス用のパターンとドロッパーにパールダン。
ここの水は結構グリーンが強く透明度が低いので、ちょっと目立つようにと、そんでまあカゲロウも飛んでるし、というチョイスである。

6番ロッドにフローティングライン&タイプ3シンクティップ、2xリーダー9フィートと3xのティペットを2フィートほど。
放水口の左側を狙ってダブルスペイでキャストし、上流側にスイングさせる。
上流側にスイング?と思うかもしれないが、放水口の流れ込みの勢いでここは水が逆流してるのだ。

スイングが終わったところで反応はなく、そのままリトリーブに移る。
ラインはフライ先端まで13mほどでている。それを5mほど引っ張ったところで、くくっとあたりがあった。
でも、フックせず。まあいい。魚はいるのだ。

この魚をゲットすべく、再度同じところにキャスト・スイング・リトリーブ。
そして来た。
この前の尻別川ではラインにたるみをつくってしまい逃げられたので、今回は注意して取り込む。同じ失敗はしたくない。

思ったよりも引きが軽い。が、上げるとニジマスだった。



■20cmのニジマス。6番ロッドには物足りないが、まぁでも良かった。ドロッパーのパールダンをくわえてる。


僕としてはぜひとも対ニジフライを食っていて欲しかったが、この魚がなんでパールダンを食ったのかは、胃の中を見てみて納得した。

腹にいたのはエルモンのダンとこれまたボディが黄色のカディスピューパ。ピューパはウィングパッドが黒くなってるというか、ほぼ羽の形に近かった。


■シャーレがないので、石の上でお披露目。シャーレ買わなきゃ。


なるほど、これはパールダンの方を食うよな。今回使ったパールダンはボディにメルティファイバーを使ってるのでネットリしていて美味しそうなのである。いやいや色とサイズが捕食してるやつに近かったからだった。


とりあえず釣れたことに満足しながらも、でももっと大きいの釣りたいので、さらに下流へ突き進む。
大きい底石がごろごろしてるので、これは絶対いるはずだ。

しかし、その後は一度アタリがあったきり。
見る見る太陽が昇って川の水が霧となり始めたところでタイムアップ。

次回はさらに下流の藻岩ダムあたりを狙うことにして今日のところは終了。
さ、仕事しなくちゃ。


■放水口より下流側。いい眺め。


投稿者 fumiaki : 09:47 | コメント (1)

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7月11日 千歳川

週末釣りに行きたかったけど、仕事が忙しくて行けずじまい。
この日の午後、ようやく一段落ついたが、2徹続きで疲れきっている。

釣り番組でも見てリフレッシュしようと、久しぶりにGyao を見ると番組が新しくなってた。
杉坂研二さんの高原川のライズ攻略である。
ビール飲みながら、まったり見る。ほんと、この人はすごいねー。生活全てが釣りだよなー。
なんて見てるうちになんだか釣りがしたくなってきた。

ついでに千歳川の青葉公園のスポーツセンター裏では雨のようなライズがあって、40cmをかけたというTAKA の話も頭をよぎる。
釣りにいきたいという衝動はどんどん膨らんでいく。

台風3号が温帯大気圧に変わったとはいえ、その影響で道央圏は夕方から雨予報である。
疲れてるし、天気も悪いし、どうしようかなーと思った30分後、番組途中でコンピュータの電源を切り、釣り支度を始めた。

午後5時前、出陣。今から行けば午後6時には釣り始めれる。8時まで釣れるとして2時間。
んもうーこの2時間が全てだよな。

千歳に近づくにつれ、天気は悪化。とうとう雨も降り出した。
ライズねらいには状況はよくない。
まぁ、でも雨が降れば川の酸素量も増えるというし、もしかしたら魚の活性があがるかもしれない。
でもなー、気圧が変化すると魚の活性は落ちるともいうしなー。いったいどっちなんだ?
とりあえず釣って試すしかあるまい。

TAKA に教えてもらったとおり、スポーツセンターの駐車場奥に車をおいて入渓。めちゃめちゃ住宅地じゃん。



■こんな感じ。今回写真はこれだけ。ここからどんどん釣り下っていった。

水温14度。流れは重く、速い。
午後6時で雨。蚊以外はたまーにカゲロウが飛んでる。ライズはなし。

ライズがないのであれば水中を攻めるしかない。
何があたるかわからないので、とりあえず底ねらいのニンフと水面近くのイマージャーで様子をみる。
ビーズヘッドをソラックスに巻き込んだフェザントテイルニンフをリードに、サーフェスイマージャーをドロッパーにしてキャスト開始。

キャストごとにちょっと下りつつ、1時間経過。なにも反応なし。
ここまでライズもない。

もうちょっと下流にいってみようと一旦、川を出る。
その時、岸際を魚が通過。体長20cmぐらい。
魚の姿を確認できて、ちょっと安心するが、
いても食わなければしょうがない。

藪をこいで、下流を目指す。
すると川の急激なカーブにさしかかった。カーブの外側は広いプールになっている。

これはなんかよさげ。

しばらく様子を見てるとプールの切れ目の木の下でライズ発見。
ちっちゃいライズだが、なんか捕食してるのは確か。
食い気があるなら、水中でも食うだろうと、リードを黒のウーリーバガー、ドロッパーをパールダンに変更。
はてさて、黒と白、どちらに出るか。

ライズ地点めがけてスイングさせるが、反応なし。
そのままリトリーブへと移る。

するとてごたえがあった。
しかし、軽い。まあ、6番ロッドだし、しょうがないか。

でもチビにしても、やけにおとなしい。
ちょっと不安になりつつ上げてみると、やっぱりウグイだった。

ウーリーバガーをがっちりくった20cmほどのウグイ。

写真も撮らず、速攻リリース。

どうも今日は日がよくないな。河岸を変えようかなと思い始め、いったん終了。

ここよりちょっと上流の高架下を目指す。

7時半高架下開始。
雨は小降りになってきたが、ライズはない。

50m下にはフライマンが一人。どうやらドライでがんばってるようだ。

ぼくはさっきと同じ、ウーリーバガーとパールダンをキャスト。
下手に動くと流されそうになるので、一箇所にとどまったまま、キャストごとにラインを出す量を増やしてポイントを調整。面で探る。
しかし、反応なし。

午後8時をまわって、下流のフライマンが消えたところで、その場所に行ってみる。
プールと木が覆いかぶさった流れとに分かれていて、さっきの人は木の下をねらってたらしい。

しばらく様子をみるがライズはない。
とりあえず木の下を攻めてみるが、反応なし。
暗くてよくわからないが、なんか浅そうであったプールも一応流してみる。
が、反応なし。

まあ潮時だな。
結局ウグイ1匹かー。さびしくもあるも、こんなときはウグイでも釣れていただけよかったなんて思ってしまうあたり、勝手だな。

かくしてフラフラになりながら家路へつきましたとさ。

投稿者 fumiaki : 15:44 | コメント (2)

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7月2日 尻別川


■爆釣を呼ぶサーフェイス・イマージャー。里見栄正さんのオリジナル。ウェットとしてだけでなく、メイフライのDD、イマージャー、さらに大型カディスのスペントパターンとしても使えると本には書いてあった。所々マテリアルを変更して使っているが、良く釣れる。

●フック:TMC2302#12、VARIVAS2400V#12及びTMC760SP#10を使用
 (オリジナルはTMC2312#6~12)
●スレッド:ユニスレッド8/0ライトケイヒル (オリジナルはユニスレッド8/0イエロー)
●テイル:レモンウッドダック
●リブ:ゴールドオーバルティンセル
●ボディ:イエロー系ダビング材 (オリジナルはビーバーのイエロー)
●スロート:ブラウンバックパートリッジ (オリジナルはヘンサドル・チカブーのペールイエロー)
●アンダーウィング:CDCパフのカーキー (オリジナルはCDCファイバー)
●オーバーウィング:マラード白(オリジナルはレモンウッドダック)


前日の壮絶な水没も、喉元過ぎればなんとかってやつで、家に戻ると早速タイイング開始。
大活躍のサーフェイス・イマージャーの大量生産へと取り掛かる。
パール・ダンも切らしてたなと、これも二つばかり用意して、やっぱピーコッククイルのカディスパターンもはずせない。。おっと、ウェットばかりではいかんね、ドライもまかなきゃ、、、となんだかんだやってたら空が明るくなってきた。

寝たら起きれん。ということで睡眠は省略して朝5時半、尻別川へ向けて出発。

とりあえず喜茂別川との合流地点で釣っときたいなと竿を出すが、なんか魚の気配がない。
水温は12度で、カゲロウやらカディスやらが数はすくないもののパタパタ飛んでる。
1ヶ月前はここでいい思いをしたのだけれど、どうやら状況はどんどん変わっていくらしい。



■今回は全く釣れなかった尻別川と喜茂別川の出合い。


ならば新たなポイントを開発せねばなるまい。
今まで未開拓のちょい下流側をめざして車を走らす。

川沿いにしばらく行くと吊り橋発見。吊り橋なんてあまり渡る機会がないので、速攻渡ってみる。
うん。ぐらぐら揺れて面白い。

ふと手すりをみるとクモの巣にでっかい虫が引っかかってる。蛾かと思ったら、
体長30mmを越すカディスだった。
おー。でかい。これはなんというトビケラだ?こんだけでかいとなるとやっぱヒゲナガか。
なるほど。もうヒゲナガでてるんだ。

よしよし。昨日の晩、ちゃんとヒゲナガも巻いておいたぞ。
対策はばっちりだね。

しばし吊り橋を堪能したあと、川を覗き込む。
川幅は30mほど。かなり広い。そしてかなり浅い。瀬とトロ場が確認できた。

なるほど。トロ場の方は夕方虫がハッチしやすそうだ。
イメージとしては夕方虫が遡上移行をする中で、流れの緩いところにドライを流すとそれに大物が出る。
という感じだな。(本人大マジメ)


■尻別川にかかる吊り橋。イブニングに期待。

イブニング用にこの場所をとっておくことにして、尻別川上流の広島橋へと向かった。

午前10時ぐらいに広島橋到着。すでに先客がいるようだ。
まあいい。ひとまず仮眠を取る事にする。

5時間ほど寝て起きたら午後3時。
寝る前はすごくいい天気だったのに、目が覚めるとどんより空が曇ってる。

とりあえずロッドを持って広島橋の下に入渓。
まずはプールを攻めるが反応なし。

釣り下りつつ、以前釣れたポイントを叩いていく。
なんか水量多いな。
ライズも見当たらないし。

つけてたドライをはずしてウェットに切り替える。
倒木がかぶさるポイントにサーフェイス・イマージャーを流すとようやくヒット。

釣れたのは超チビニジマス。よくもまあ12番の針をくわえれたもんだ。
チビを釣ったところで、今度は来たルートを釣り上がる。



■12番のサーフェイス・イマージャーにでたチビ虹。


釣り始めよりは天気が回復してきてる。
流れの緩いところでライズ発見。
飛んでるのはカゲロウなので、
ここは新開発のエルモンパターンを実釣実験。
ナイスなシルエットとナイスな姿勢で流れてく。
4投目にようやく出たと思ったら、フックせず。くやじー。

C14-BVは高番手のフックでもかなり大きいからなー。
フッキングしにくいのかなー。
なんとなく今後の改良点を見据えたところで選手交代。

コンパクトなフックをつけたコンパラダンである。
フライを替えて3投目。フィッシュ。
でてきたのは13cmのニジマス。さっきよりはましだけど、でも小さいなー。



■ライズしてたニジマス。#14のコンパラダンでようやくゲット。


ま、とりあえずライズも釣ったしとポイント変更。尻別川双葉を目指す。


■尻別川双葉。この写真のずっと下流でライズ発見。


夕方5時半。双葉スタート。
朝に見た吊り橋のポイントでラストを迎えようと思うと、ここではあんまり時間がとれない。
とりあえずライズをさがしてどんどん下る。
するとこれもまた流れがゆっくりとなった場所でライズ発見。

よしよし、双葉はこのライズを釣ったら終わりにしようと実釣開始。

CDCダンをつけてキャスト。なかなかでない。
出たと思ったらフックせず。

一度でちゃったし、フライを替えようかなと思ったが、
なんとなくまだいけそうな気がするのでCDCダンで続行。
そしてようやくきました。

15cmのニジマス。なんかちっちゃいなー。
上流ってチビが多いのかなー。
いやいやそんなことはないよね。


■こいつもトロ場でライズしてた。この日は双葉も広島橋も瀬には出てなかった。
#14のCDCダンで粘る。ギリギリのサイズアップ。と言ってもチビ。


とりあえず、双葉も釣ったので満足。そろそろ移動する時間。

最後、吊り橋のところで始めたのが午後6時半すぎ。

水温は朝と同じ12度。
ヒゲナガをはじめいろんな虫が川上目指して飛んでいく。
よしよしイメージどおりだ。


しかしだ。こんなに虫が飛んでるのにライズがない。
これはイメージと違う。

仕方ないので、ウェットを結びなおしキャスト&リトリーブ。
すると来た。
かなり長くラインを出してたので、巻き取るのに時間がかかる。
そしてバーブをつぶしてあったのがさらに裏目に出た。

手元にたまったラインを巻き取ってるその時一瞬ラインをたるませてしまった。
魚が頭をふって、やばいとテンションを掛けなおした時はすでに遅し。

痛恨のバラシである。

それほど大きくはなさそうではあったが、あたってすぐバラすのと、寄せてる時にバラすのとでは精神的ダメージが違う。がっくし。



■写真右側、木が立っているあたりの岸際でヒット。川の真ん中は浅く岸際が深くなっている。

気を取り直して、再度キャストするがその後アタリはなかった。

しかしねー、あの状況と渓相でライズないなんて詐欺だね。信じらんない。

かくして午後8時タイムアップ。

次はもっと下流を目指そう。


■午後7時半の真っ赤な夕焼け。奥に羊蹄山が見える。これで釣れてればサイコーなのに。


投稿者 fumiaki : 02:24 | コメント (2)

f-bobo blog

7月1日 千歳川高架下


■ボケボケの写真で失礼。ケータイのナイトモードなもんで。。
 でも魚は27cmブラウン。


TAKA情報によれば、「千歳川高架下いいよー。行っといで!」とのこと。
どこいこうか迷ってたので、こういうときは人の言うことを素直に聞くことにしている。

2週間ぶりの釣りではあったが、仕事の疲れもあって午後まで休養。
で夕方4時半、ぼちぼち出発した。

千歳川で釣りをしていい思いをした記憶はほとんどないが、今回は違った。

午後6時前ぐらいから釣りをはじめるがまずは高架の真下の茂みで無数のライズ!
しかしそれは対岸。手前はかなり深い。
ぼくの愛用ウェーダーはウェストハイなので、川を渡るにはかなりキツイ。
浅そうな所を探してなんとか渡ったのだが、このとき来たルートを正確に記憶しておかなかったことが後の悲劇を招くことになる。

それはさておき、まずは目の前のライズを攻略するのみ。
何を食ってるのかはわからないが、ちっこい虫が飛び回ってる。カゲロウも出てる。3cmもあるカワゲラも出てる。水温は14度。

まずはスタンダードなダンパターンをキャスト。が、フライには見向きもしない。
で、前回の釣行で使いそこねた新型エルモンをキャスト。
フライは見事な着水姿勢を見せてくれるが、これにもでない。

なるほど、カゲロウは食ってないってわけか。じゃ・・・
ユスリカピューパーでどうだ。

ってなんで、でないんだろ。

しょうがないので、24番のグリフィスナットをキャストしてみるが、結局全滅。

はてさて。。。?

状況を分析してみる。

ライズがあるのは本流から分かれた、小さな流れの緩いプール。
木が覆いかぶさっているとはいえ、
水温があるのになんでこんなところに魚がいるのか。。

流れこみの先頭に回ってみると、浅いところで魚がバシャバシャ跳ねている。
これはもしや、、、。

フライをエルクヘアカディスに替え、バシャバシャ魚が跳ねているところへキャストしてみる。
で、3投目に結果がでた。
フライをくわえていたのはでっかいウグイ。あーあ。やっぱりね。。


貴重な時間を無駄にしてしまった。
態勢をたてなおさなきゃ。
全部がウグイとはかぎらないけど、あんだけドライ投げてもでなかったんで未練はない。

3番のフローティングラインに4xのリーダー、6xのティペットの先に里見栄正さんオリジナルのウェットフライ、サーフェイス・イマージャーを結び直す。


カゲロウでてるし、いい時間だよな。
と、本流に向き直った僕の立ち位置から10mほど下流でライズ発見。

フライの到達地点をそこに定め、ウェットを流す。
スイングしきったところで反応ないので、リトリーブへと移る。
と、来ました!

途中から軽くなるてごたえに不安をおぼえつつも上げてみると
ネットに収まっていたのは15cmほどのチビブラウン。

ちっちゃくてもウグイよりは数百倍うれしい。ってゆーかウグイなんていらない。



■チビブラウン。ブラウン釣ったのは初めて。


よーしよーしおっきくなれよーと、リリースしたあとフライを変えずそのままキャスト。


その後3匹のウグイとチビブラウンがもう一匹、ニジマスが一匹釣れた。
ウグイはともかくこのフライ、よくつれるなー。

そして午後8時も近くなったころ強烈なてごたえがロッドに伝わった。

やった。これはなかなか。
あげると27cmのブラウンだった。いやー最高だね。
これが冒頭のボケボケ写真のやつである。
ブラウンにしては小さめなんだろうけど、この日竿を納めるには十分。

が、悲劇はここから始まる。

晴れ晴れとした気分で戻ろうとすると、暗くて川底が全く見えない。
非常にヤバイ。来たルート覚えてないし。

流れの重い千歳川。川を渡って戻るにはあまりに危険。
しばしどうしようかあれこれ手を考えるが、迂回路も見当たらないし、どうにもできない。

他に手がないので、結局水没覚悟で渡川決行。
うー、生きて帰れますように。。

一歩一歩足元の感触を確かめつつ、強い流れに抗いながら必死の思いで川を渡る。
そして川岸まであと1.5mのところであえなく水没。
流されつつ、半分泳ぎながらなんとか岸にたどりつくことができた。

まじでシャレになってない。

必死の思いで辿り着いた岸際には、少年が一人立っていた。

僕がとってもやばい状況でしかも傍目にはほとんど溺れかかってるように見えてたはずである。
それなのにこの少年、僕が岸に上がったときの第一声は

「フライって釣れますか?」

だって。

は?人が死にかかってんのに、何言ってんだこいつ。。
ふつー助け呼びにいったり、ちょっとパニックったりすんだろーが。

てゆーか、「大丈夫ですか?」って聞くのが人の道じゃないですか。

最近のガキはいったい何を考えているのやら。。

しかしパニックってたのは僕の方かもしれない。

少年のこの的はずれというか、突拍子もない質問に、
ずぶ濡れの僕が答えた言葉は

「釣れますよ。」

だった。

投稿者 fumiaki : 03:13 | コメント (4)