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6月18日 尻別川


■尻別川。雪代がちょっとおさまって来たけど、まだ流れはキツい。


この日使うべく、前日の晩からエルモンのダンパターンを研究。
杉坂研二さんのサイトにのってたコーンボディのつくり方を参考に、試行錯誤を繰り返す。
よくあるパターンはソラックスがフックに密着しててテイルが浮き上がってるが、カゲロウが実際に水面にへばりついてる時って写真なんかで見る限りはボディとレッグが水面にくっついてて、テイルとソラックスは浮き上がってることが多い気がする。

とりあえず、つくってみたものはかなりオーソドックスなスタイルではあるが、これでは今までとなんら変わりないし、目指してるイメージと違う。

■ダビング材とシリコンコートでつくったコーンボディのエルモンダン。スタンダードなシルエット。


ソラックスが浮き上がるには、やっぱりレッグを下につけなきゃなんないなー。。
縦まきハックルがイメージに近い気もするが、テストにつくったものを水に落とすとテイルが沈んで、垂直に浮いてしまう。

やっぱりボディ下にパラシュートをつくらなきゃいけないようだ。
なんかこれに近いパターンはないものかと雑誌を眺めていたら、ありました。
FlyRodders 2006年5月号51ページに載ってたC14-BVを使ったパターン。
これを参考にウイングもつけてつくったのが下のフライ。



■こんな感じでどうだろね。


水に放り投げてもきちんと浮いてくる。なかなかよろしい。頭がないのがなんかヘンな感じだけど、まぁ、いいか。


さて、こうしてつくったフライを実釣テストしてこようと、イブニングの尻別川を目指して出撃。

まずは冒頭の写真のポイントで釣りを始めるが、流れがきつくてドライなんて場合じゃない。
とりあえずウェットを流す。

見た目は釣れそうなんだけど、アタリすらない。

場所を移動し、ちょびっと上流へ。


■シャッタースピード遅いのでボケてしまった。

ここは川がくの字に曲がったところで、曲がりきると大きなプールがあるのだが、まずは曲がる手前の対岸の深みを狙う。

すごーく釣れそうなシチュエーションなんだけど、ライズ一つない。
せっかく実験してみようと、フライつくってきたのに出番すらないとは。

しかたなくウェットを流す。
と、アタリがあった。
やった。と思った瞬間、バレた。なんだそれ。

その後はアタリもなく、午後6時40分をまわったころ、虫が飛び始めた。

しめしめ、これはライズを待ちましょうと、しばらく待機。
暗くなるにしたがい、ハッチはその数をどんどん増してく。
午後7時も過ぎた頃、虫の数はピークに。
あまりにたくさん飛んでるので正体を確認しようと数匹捕獲。


■どうやらクワヤマカクスイトビケラのようだ。


羽は茶色で、ボディは黒っぽい。名前は家に戻って調べるとして、とにかくこいつに似たフライなら持ってるぞと、フライボックスを引っ張り出す。


しかしだ、こんなに大量に遡上飛行してるというのに、肝心のお魚さんたちはいったい何をしてるのかねー。ライズ一つない。

結局ライズ待ちしてるうちに日没でゲームオーバー。
なにやってんだか。


投稿者 fumiaki : 02:23 | コメント (2)

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6月12日 尻別川&ペーペナイ川&喜茂別川


■尻別川と喜茂別川の合流地点


悪天候と仕事のために週末は釣りに行けず、月曜日に釣行。
月曜休みのTAKAと適当に現地で待ち合わせる。

午後1時もまわった頃、
とりあえず尻別川と喜茂別川の合流地点へと
移動して実釣となった。

水温は8℃でこの前より3度ほど低い。雪代はまだ続いていて流れはかなりきつい。
この前釣れたポイントとは別のところをウェットで狙ってみるも、アタリはなし。

入渓してから30分もたつと、なんだか少しづつ川の水が茶色くなってきたような。。
どうやら上流で雨が降っていたようだ。
川はみるみる濁っていき、水量も増えはじめる。
恐いものでたかだか15分ほどで川は濁流となった。
さすがにちょっと身の危険を感じる。
戻り際は水底が見えないほどになっており、一歩一歩足元を確認しながらでないと歩くのも困難だった。
川ってこわい。


■あっという間に濁流に。

支流なら濁りは入ってないだろうと、一路カシプニ川を目指す。
本にも載ってたこの川は思ってたよりもずいぶん小さかった。
悪くはないけど、イマイチやる気もそそられず、結局別の川を目指す。

たどり着いたのはさらに下流側のペーペナイ川。
記憶を辿ると2年ぐらい前に来たことを思い出した。
川底が岩盤で、水はちょっとエメラルドグリーン。
ちょっと三笠のあたりの川の感じに似てる。
見た目は釣れそうなんだけど、前来たときはまったく釣れなかった。

今回はこの川の上流に行ってみることに。
双葉ダムのすぐ下流あたりで竿を出すが、まったく反応がない。
ここ数日の天気の悪さもあってか、ここも水温は低めの7℃。

本によれば、ここは岩魚のポイントらしいが、結局僕らには反応がなかった。



■喜茂別川下流

最後は喜茂別川。
川沿いをしばらく偵察したあと、喜茂別中学校裏よりちょっと上流で釣り開始。
山のふもとというせいもあってか、藪蚊の猛烈な攻撃を受け、なかなか釣りに集中できない。
まだ蚊はでてないだろうとナメてたのがいけなかった。
しかも蚊ならまだ分かる。

キャストする右手の小指になんか痛みを感じて見てみると、
蚊とは違うなんかおそろしいビジュアルの虫が吸い付いてる。
慌てて振り払うもすでに遅し。
それから3日間、小指の先が痛痒くて辛かった。
いったいあれはなんていう虫なのか。ほんとヤだねー。気をつけなきゃ。


結局、蚊に悩まされ続け、午後6時にはこの場を撤退。

帰り際になんかよさげな橋の下でさらに1時間粘るが、釣果なし。

6月も半ばにさしかかると血をすうヤツが出るんだね。覚えておこっと。

投稿者 fumiaki : 01:53 | コメント (3)

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6月12日(月) 御母衣湖・庄川釣行

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● 未明の御母衣湖畔、未舗装・ガードレール無し・左は断崖・藪に突っこんでいく

この週末は来客があり釣りできず。以前の休日出勤分の休みをもらえたので、ここぞとばかりに釣りへ行く。
最近ちょこちょこと平日休みがあったが、もう当分平日に釣りに行けることは無いだろうし、御母衣湖も多分もう終わってしまう頃だろう。最後のチャンスと思うと気合いも入り、暗いうちに現地へ向かう。

あまり通ったことのない道、ダム湖の断崖ではっきり云って怖い。道路にはみ出るほど伸びた草木に突っこんでいくのもちょっと怖い。車は擦り傷だらけになるが、中古車なら気にせず突っ込めるのでその点は気が楽である。

前回御母衣湖で会ったボートの親子に教えてもらった東岸のポイントに着く。地理目標がないので何とも説明しがたい。
水温15~16℃。そろそろ表面水温も限界だろう。
薄暗いうちから湖畔に立つと、たまーにライズがあった。いつも通り4時半くらいにライズが増えたと思ったら、フライにろくに反応もなくすぐ止む。
特にハッチも見えないし…しばらく表層で釣りをするがさっぱりだったので、ラインをタイプⅡのシューティングヘッドに交換してストリーマーを引っぱるといきなりアタリがきた。

「ええ!?ええ!?」とちょっと喜びながらもあまり興奮してない。どうせウグイだろう。

…案の定だった…

しかも、こんな時に限ってバーブレスにするのを忘れていて、フライ外しに手間取ってしまったりするからいけない。サイズだけは立派である。

ウグイばかりじゃいやなので、ちょっと投げる方角を変えて数投するとまたアタリ。石の下に入り込んで動かなくなったり、でかくないのに良く動く。さっきより良い感じ。


060612_0500_nigoi.JPG
● 尺オーバーのニゴイ

今期最大寸(泣)…

今度は更に方角を変えるが、また良型ウグイ。

とりあえず、今年の釣果最大寸ベスト3をわずか10分で立て続けに更新である。(泣)

こりゃダメだと思って移動しようとしたら、正面沖合に大きな大きな魚の頭が垂直に現れて沈んでいった。
「!!」である。
慌てて最大射程でキャストするが、全く届かない…魚種もわからず、もやもやが残ったまま。

諦めムードになってきた頃に、今度は岸際の立ち木付近で大きな魚がバッシャーンと派手に飛んだ。
何かを食べてる感じではなさそうだが、他にも食事中らしい小さなライズも結構あったので移動すると、水面上をオドリバエのように飛んでるオドリバエサイズの虫の群れが居た。

…じゃあオドリバエなんじゃないの?
と思うが、虫取り網も無いし、それがオドリバエかどうかはわからないが、便宜上オドリバエと呼んでおこう。

オドリバエ(多分)の群れの中に、大きな黒い虫の群れもあったが、どうもビートルのようである。飛んでる姿は何か丸っぽい感じ。
すかさずフォームビートルを投げると、下からつついているようだが食いきれていない。どうも小魚らしい。

時々鋭い食いがあるが、崖の斜面で斜めになりながら最大射程でキャストしているので合わせがばしっと決まらず全然のらない。

そうこうしているうちに、いつの間にか暑くなってきたのでヤメヤメ!もう釣れんわ!

と云うことで川へ向かう。どこにしようかな~ということで、一色川に決定。
平日なのにそこそこ人が居る。思い切っていつもは行かない上流方面へ行ってみる。

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● 一色川上流部、行き止まりの橋

上まで行くのに一汗かいて、結構苦労する。渓相は良いが水が少ない。

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● 一色川上流部の渓相

気が付けば寒い飛騨も、もう夏のイワナ釣りの季節になっていたんだな~としみじみ思う。

橋の上から覗くとイワナの姿が見えた。
が、どうも小さいな…

少し不安になってキャストを始めると…

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● 小振りなイワナ

次々キャストすると、子イワナの猛攻に遭う。しかも、どんどんイワナが小さくなるよ??
流していて「珍しく食わんな」と思ってピックアップすると、やっぱり食われてフライと一緒にびょ~んと飛んできて、彼らにとってはとっても危険なのである。
太陽でアツアツになった岩にでもあたったら気の毒でしょうがない。

上に行けば減るだろうと思って釣り上がると、そのうち子イワナの反応が減ってきた。
が、他の魚の反応もない(泣)…

水面上にはこれまたオドリバエチックな大きさと動きの虫の群れが飛んでいる。
ここではランディングネットで捕獲成功。やっぱりオドリバエだった。
とにかくたくさんいる。でもオドリバエパターンは切らしてたな…

唯一20cmクラスの魚を見たのは、水の動きが殆ど無いような小さな落ち込みだった。
あまりに水が動かず、水温が高そうなので大して気にせず進んでしまい、ポイントをつぶしてしまった。反省である。

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● イワナポイント。ポイントが小さいのはともかく、水が殆ど動いてないよ?

それから下流側へ移動。
いつもの堰堤付近はこんな感じ。

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● 堰堤下流

その上流側はこんな感じ。

060612_1504_issiki1.JPG
● 堰堤下

この減水でミニマムくらいなのかな?来週は梅雨で雨が沢山降るらしいからね。

と云っててもしょうがないので、移動する。


移動先については、道路があまりにも危険だったので名前は出しません。

どんな具合かというと

060612_shoukawasuikei4.JPG
● 路側が崩落してても注意柵すら置かれていない!

こんな感じ。
僕のミニミニ4駆だから行けるけど、大きな車ならヤバイんじゃないの?

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● 路側が崩壊してる上に、崖崩れの土砂も道路上にたまったまま

崩れた路側ギリギリに通ったら、そのアスファルトが崩れない保証はどこにもない。

朝の湖岸道路といい、何で今日はこんな所ばかりなの??

恐る恐る進むと、とうとう危険度MAXポイントが!

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● 崖崩れの土砂がほったらかし、しかも土砂が斜めに積もっていて、右に滑ると谷底!

写真ではわかりにくいが、実物はちょっとひいてしまうような傾斜の積もり方である。

堆積した土砂の上には確かにタイヤ痕がいくつかあるのだが、万が一そこで横に滑ったら谷底へ転げ落ちてしまう。

外国の有名釣り場ならともかく、日本の普通の川で死ぬのは嫌だ。
(↑外国ならいいんかい?)

だって、こんなに積もってるんだもん。

060612_shoukawasuikei2.JPG
● 谷底直行ポイントまで、タイヤの横幅1本分のスペースしかない。

仕方なくバックで戻るしかないのだが、こんなに恐ろしいバックも初めてである。

何とか駐車スペースを見つけて、崖崩れの先へ歩いてみると、遥か下のフラットな浅いプールで逃げまどうイワナの影が見えたよ(泣)…
しかも結構な数である。さっき釣ってた子イワナとは違うまともなサイズが…

やる気になって釣り開始。

でも意外と反応が少なく、釣れたのは結局そこそこ流れのあるポイントから1匹のみ。

060612_shoukawasuikei_iwana.JPG
● イワナ 偏光グラス(アンバー)を通して撮影

兄の日記で釣れていた、尻別のアメマスと同サイズなのに、何となく子供っぽい?
同じイワナ系でもえらい違いである。って、まあ、エゾイワナじゃないし、確かに違う魚だけど…

今日やっとストマックを見れるサイズ(ホントはまだ小さいと思うが…)だったので、一応見てみる。

060612_iwana20.5_stomach.JPG
● イワナのストマック

やっぱりオドリバエ(TMC102Yでフックサイズ#17~19)。
黄緑色(撮影時は黄色くなっていた)のイモムシ系(7mmくらい)、
そしてケースドカディス(ヒラタコエグリトビケラ?)がそれぞれ2つずつ。?
あとは極小(5mmくらい)の赤茶ビートルに、
ピーコックカラーのビートルの殻。
何かのニンフ
と羽アリ。

夕方まで粘ってから湖へ戻る。

急いでいたので安全に走れる桜下へ入る。
いつも写真を撮っていた、5月16日に水没していた石から水際まではもう遥か遠くになっていて、遠景で撮影したが今度は石がどこかわからなくなってしまったので、写真はなし。
例えて云えば、思いっきり投げても全く届かない距離である。

段々薄暗くなってきて、19時を過ぎた頃から、とうとう来ました!モンカゲが!

060612_1900sugi_miboroko_.JPG
● あまりよく写ってないけど、モンカゲ?

この時を待っていたのだ~!!

この時のためにずっと通っていたのだ~!

去年は6月2~3日くらいに見たのだが、その数日後にリベンジに行ったらもうダメだった。
今年はどこも季節の進行が数週間~1ヶ月近く遅いと云われていたので、まだしつこく通っていたらようやく見つけた!

この時のために、エクステンドボディもばっちり用意してある。

…しかし、極小ライズ以外に目立ったライズなし…目の前で着水したモンカゲも、小魚の猛攻の中、沈んでいった…
しかも、15分かそこらであっという間にみんなどこかへ行ってしまった。
数も去年より少ない。

暗くなってもまだ頑張っていると、左の視界の隅に、湖面から岸に向かう白い虫の影が…
いざとなったらニンフとフローティングニンフもある、とは思ったが、暗くて交換に手間取るよりも投げ続けたかった。


しかし、結局昨年からの宿題を果たすことは出来ず、また来年に持ち越しとなってしまった。

こうして、今年の湖への挑戦は、ウグイとニゴイのみという結果で惨敗のまま、シーズン終了を向かえたのでした…(大泣)

来年への精進と、もしチャンスがあれば

この復讐は秋の屈斜路湖で!

と、思い新たにするも…

がっくりうなだれて帰路についたのでした。

家に帰ってから捕まえた虫を見てみると、羽の斑紋やほんの少し黄色がかった感じがやはりモンカゲなのだが、体長が15mmくらいしかない。捕獲時に体がねじれたりして正確な大きさは測れないが、それにしてもモンカゲにしては小さい。これはどういうことなのだろう?

060612_1910_miboroko_monkage.JPG
● ホントにモンカゲ?

小さ目の個体と云うことにしても、ちょっと小さすぎないか?
でも羽は確かにモンカゲだけど…

どうやらまだまだ修行の余地がありそうである。


おしまい。

投稿者 masaki : 14:33 | コメント (3)

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6月3日(土) 御母衣湖→石徹白→庄川→長良川本流釣行

この日は翌日の日曜に仕事の予定が入っていたため、前夜遅くまで仕事してたのに徹夜で無理矢理出撃して、午前4時、ちょうど明るくなる頃御母衣湖に到着。着いた時点でもうフラフラである。
しかし、翌週末は来客がある予定で多分釣りには行けないだろうし、何としても今日釣らないと、当分釣りに行けなくなってしまう。

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● 手前の石は5月16日には、水没してて水面下にうっすら見えていたもの。

この写真ではわかりにくいが、今は石の遥か向こうまで水際が後退した。減水が相当進んでいる。水温は14℃。
立ち込んでしばらく様子を見るが何もなし。投げ始めても何も無し…
ワカサギも特に見あたらず、目立ったハッチも虫も無し。明らかに僕が一番目立っている。たまーに散発ライズがあるが、どうも小魚のようだ。
4時半頃、ちょっと型の良さそうなライズが散発で起こるが全く届かず。いつの間にかライズ自体無くなってやる気も失せる。

この日はボートが多かった。何艘ものボートが明るくなる頃から行き来している。僕のそばでもゴムボートの親子が準備をしていた。
帰り際にその親子と話をすると、僕のあまりの貧果に同情したのか別のポイントを教えてくれた。

今日の成果はこれかな?と思って見に行くと、桜下よりいいではないか。

060603_0831_miboroko2_.JPG
● ルアーマンが1人がんばっていた

行き帰りの湖岸道が狭い未舗装で藪が張りだし、ガードレールもない断崖で怖かったけど。

で、川へ転進していつもの牧戸へ行く。川もかなりの減水になっていた。
いつもの淵に行き、傍流の流れ込みを攻めると程なくしてパシャッと出るが合わせ損ねる。

どうも今日は集中力が続かない。川も減水、天気は良いが風があり、どう~も釣れないデフレスパイラルっぽい。これはいっそのこと大きく転進して気分を変えることにして、石徹白フライフィッシャーズ・ホリディに行ってみることにした。
地元(岐阜市付近)では手に入りにくいフロッグヘアーティペットを入手できたらめっけもんだ。

・・・・・・・・・・・

石徹白フライフィッシャーズ・ホリディ

釣れないので話を逸らそうかな。

イベントのためか、はたまた他の川がダメなのか、会場に行く途中のC&R区間には釣り人の車がとても多かった。
地元の小さなスキー場の駐車場が会場になっていた。実はこのイベントは毎年来れず終いになっていたので、今回が初めてである。

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● 会場遠景

遠めには結構なにぎわいのようである。2月に松本で開かれたイベントの再来を期待してしまう。
会場に入ってみると、沢山のブースが出ていた。

が、どうも人はまばらである。
松本のイベントを主催したショップのブースもあったが、子供が店番をしていてオーナーが居なかった。
どうやら昼休みでスタッフも客も少ない時に来てしまったようだ。時間が悪かった。

数では客の方が少ないくらいで、歩いてても、ブースの人たちからちらちらと見られっぱなしで、ちょっと恥ずかしい。なかなか今すぐ手が出せそうな品物もあまり無く、ちょっと回って困っているとやっと小物が売っているブースを発見した。


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● いろんなブースが出ていた


岩井ミノーの影響か、最近探すのに苦労していたマイラーチューブのMサイズを見つけた。名古屋まで行っても欠品だったりして困っていたが、来た甲斐があったというものだ。その隣には、もっと滑らかそうな「ファントム・チューブ」というのもあったので、とりあえず買っておく。


060617_mylartube.JPG
● マイラーチューブとファントム・チューブ、右下の短いのはセット(下記)に入ってるマイラー


ファントム・チューブの質感は、道東の「イースト・ロード」が北海道のお店に卸しているドライワカサギ作成キットのマイラーチューブそのものである。多分ファントム・チューブだろう。しなやかで使い易い。


060617_dry-waka-set.JPG
● ドラワカセット。短期遠征の急ごしらえの時助かる。
  コイツの中に熱収縮チューブを入れるともっと浮く。完成見本1本付き。

話が逸れ過ぎちゃった。

イベントに戻るが、マイラーチューブが売っていたのはキャップスのブースらしく、マイラーチューブを買うと「いや~、興味ある人居てくれて良かった~」とキャップスの人が喜んでいるので、「最近品薄で困っていた」と云うと、
「ウチには在庫いっぱいあるんですけどねえ、ショップに注文して下さいよ」だって。

結局、小物しか買えない僕は他の高級品ブースには近づくことも出来なかった。
時間が良ければエキスパートのデモとかもあったようだけど、それまで待つ場所もないので撤退することに。

石徹白に行く道はとても細い曲がりくねった峠道で、あまり通りたくない。あの道を通ってせっかく来たんだから、川が良さそうなら午後釣りをしていこうと思ったが、ここもかなりの減水で、しかもこの人出ではやる気にならない。
御母衣湖でイブニングでもやるか・・・と、荘川に戻る。

昼過ぎでまだイブニングには早いし、湖でやる気にもならないので川を見て回るがどうもイマイチ。
イブニングまで粘る場所も見あたらず、さりとて本格的にやり出したらイブニング行けなくなりそう…

このころには、昨日の仕事からの疲れはピークに達し、徹夜の睡魔に襲われる。翌日の仕事を考えるともうまじでヤバイ。

何ら成果のないままイブニングを待たずして帰ることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

のんびり長良川沿いの下道を帰ると、白鳥の辺りも相当な減水になっていた。
見ているうちに、まだ時間も遅くないし…と思うと諦めの悪い僕は本流に挑戦することに。さっきの疲れはどこへ行ったんだろう?

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● 越佐堰堤上、大分減水

程よく曇ってきて涼しくなってきた。ある程度流して釣り上がり、最後の堰堤で丁寧にやってみる。コンクリ底の切れ目は相当深い。コケて足を取られたら大怪我必至という感じ。
でも居るならここだろう、と思ってやってると魚の大群が見えた。
あまりにも多いのでこりゃまずいな、と思ったら案の定ウグイが釣れだす。
それから何度投げてもウグイだらけ…

失意のうちに帰宅したのであった…

投稿者 masaki : 12:26 | コメント (2)

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6月4日 尻別川


■尻別川と喜茂別川の出合い。手前右下から流れているのが尻別川。奥の右から左に流れているのが喜茂別川。


前日の釣行で僕的メインの釣り場をまわってしまったので、この日はどこにいくか決めかねていた。
以前にいい釣りができた時のことを思い出そうとするが、釣れることの方が珍しいので行き先は限られてくる。
そんな中でなんとなく頭に浮かんだのが、古平川と美国川、それに余市川だった。

なぜか無性にウェットでニジマスが釣りたかったので(たぶん前の晩にみた杉坂隆久さんのDVDのせいだと思うが)、これらの川はサイズ的にもウェットにちょうどいい。

問題はこれらの川にニジマスがいるかどうか、そして雪代、、である。

まずニジマスがいるかどうかであるが、昨年末購入しておいた「北海道の渓流釣り ここなら釣れる!(中西出版/山谷正 著)」で調べると、これらの川の対象魚にニジマスの名前はなかった。
記憶を辿っても釣ったことがるのはヤマメとサケである。
そして第二の問題、雪代だが、平野部の札幌でもまだまだかなり雪代である。
どちらかというと北向きで、しかも山のふもとのこれらの川だと雪代はさらにすごいことになってるはずだ。

となると積丹方面はまだ早いかもしれない。という結論に至った。

とりあえずリーダーも買わなきゃいけないし、ドリーバーデンに行ってリーダー買って、釣り場情報を仕入れようとぼちぼち出発したのであった。

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ドリーバーデンに着いたのはいいが、午前10時をまわっているというのにまだ開店していない。
これは困った。リーダー買えないじゃん。
そういえばここの営業時間、把握してなかった。。
この前も買物にいったら定休日だったし。
(↑:ドリーバーデン営業時間 11:30~20:00 木曜定休)

しょうがないので、通りを一本戻ったところのフライショップカワセミへと向かう。

こちらはすでに営業していて、とりあえずリーダーを物色。
以前弟に聞いていたMAXIMAを探してみるが、見当たらない。ドリーバーデンにはあったけなあ。

ウェットやりたいし、ここはやっぱフロロ、、でも高い、、なんて一人でぶつくさやってると
店主の人が「これから行くんですか?」と話しかけてきた。
これはチャーンス。
「まだ行き先は決めてないです、どっかいいとこないですか?」と僕。

すると、支笏湖が昨日からセミフライでブラウンがあがってるらしいと教えてくれた。
そういえば昨日は瑞穂ダムでもセミが鳴いてたっけ。
今日も天気がよさそうだから1日通して釣りになるんじゃないかだって。
そしてもう一つ、喜茂別川と尻別川がもう釣りになるようだとも教えてくれた。
尻別川は昨日行ったばかり。たしかに釣りにはなるけどそれでも結構な増水だったしなー。

情報へのお礼も兼ねてリーダー3つと放出品のバグズアイを購入。
セミフライはまだつくってないし、やっぱりウェットでニジマスを釣りたい。尻別川ならニジマスいるし。
本流がだめなら支流のカシプ二川偵察も悪くないかなと尻別川へ向かうことにした。

僕は尻別川は上流しか釣ったことがない。以前一度だけ喜茂別川と尻別川の出会いを目指して釣りにいったことがあったが、どこをどう間違えたのか、このとき辿り着いたのはそこからずっと下流の方だった。
広い川で、どこを釣ったらいいかぜんぜんわかんなくて途方にくれた記憶がある。
結局この時は小一時間投げてみただけで上がってしまった。
今回はカーナビもついてるし、ちゃんと辿りつけるだろう。

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■喜茂別川と尻別川の出合いの尻別川側。流れはかなりきつい。


午後12時をまわった頃、現場到着。ここらへんは初めてなのでとりあえず偵察開始。
出合いの上流は川幅のせいもあってかなり流れはきつい。ウェットなら雪代も狙えるとしてもちょっときびしい。
やっぱり出合いのあたりを狙おうと準備をして入渓する。
橋の下からは多少流れはきついが、釣りになりそうなポイントをみつけた。幸い他に釣り人はいない。
目立ったハッチもなくて、カゲロウをたまに見かけるぐらい。



■出合い直前の尻別川。流れの真ん中は流れがかなりきつく、左端はゆるやか。かなり大きめの底石が点在する。


ヒラタっぽいパールダンをリードフライに、そしてオレンジのハックルにピーコッククイルウィングのスペイっぽいオリジナルウェットフライをドロッパーに結ぶ。
ラインは7番9mフローティングのシューティングヘッドの先にtype3のシンキングライン1.5mをループtoループで接続した自家製シンクティップ。
そしてサーモン用の0xリーダーを11ft、それに3xのティペットを30cm、リーダーとティペットの接続部にはタングステンの粘土シンカーを巻きつけてある。

この粘土シンカー、思ったよりもかなり重く、こいつをつけるとキャストがなかなかむずかしい。ロッドの振りからかなり遅れてフライが飛んでいく。これにはループをかなりワイドにして対応。湖みたいに飛距離が必要ないのでなんとかキャスティングできた。



■リードフライにパールダン12番(上)。ドロッパーにクイーン・オブ・ザ・ウォータースみたいなフライ、10番(下)。


橋の下から投げ始め、一投ごとに川下へ移動する。
きつい流れの中よりも流速の落ちる脇に魚がついてそうなので、流れの真ん中あたりにキャストしてフライを流し、岸際近くでスイング終了、そこからライン回収を兼ねてリトリーブをする。

橋の下から15mほどを釣りながら移動すると、喜茂別川との出合いに向かって川幅が広くなっている。その広くなったあたりから流れが少し弱くなり、大きな底石がたくさん水中に転がっているのが見えた。

スイングの最終地点をその底石の列に合わせキャストする。するとリトリーブ中に根掛かりのような手応えが。
しまった、底石釣ったかと思った次の瞬間、ロッドの先が小刻みに振動する。
やった。アタリだ。
手元に余ったラインを急いで巻き取り、ラインが緩まないようロッドを立てる。
なんとも心地よい手応え。
魚は右へ左へ逃げようとするがそれにロッドをあわせながらリールを少しずつ巻いていく。
距離が詰まったところでネットをジャキーンと伸ばし、ランディング。
、、虫とり以外でランディングネット使ったのは初めてだ。。

手応えからしてウグイでないのは明らか。ネットに収まったやつを見る前に安全な岸へと移動し、ようやくご対面。ネットにはリードフライのパールダンをがっちりくわえたアメマスが入っていた。



■アメマス21cm。

いやーやった。久しぶりのまともな魚。しかもウェットで釣ることができた。感慨も一潮である。
記念撮影してメジャーでサイズをはかると21cm。小さくても僕には大きな1尾である。
めちゃめちゃ興奮してたので、ストマックを調べるのをすっかり忘れてしまった。。

ある程度のポイントの読みと状況に合わせたタックル、そしてフライ。いろんな要素がマッチした結果がこの魚に繋がった。フライやっててもっとも面白いシチュエーションである。

まだ同じ流れに魚はいそうなので、もう一度底石の列を狙ってキャスト。
すると一発で魚が出た。

今度のアタリはさっきとは違う。フライを引っ手繰るように喰った。
ロッドを立てつつ急いでラインを巻き取る間に魚はジャンプ。なんと元気のいいやつ。
魚は何度もジャンプしながらこちらへ寄ってくる。やばい。
うわ、バカ、こっちに来んなーと一人で叫びながら、バレないようティップを下げ、川上へ向けてロッドを倒す。
ジャンプしながら僕に詰め寄ってきた魚は、とうとう目の前のブッシュに突っ込んでしまった。
ひえー、やばい。
ラインを巻き取りながらランディングネットを用意する。
しかしこの魚、ブッシュの根に潜ったと思ったら、なんとブッシュの上に座礁してた。ジャンプしすぎるからだよ。。

かくしてうれしい2尾目は大本命のニジマスだった。
サイズは21cm。さっきのアメマスとまったく同じサイズなのがちょっと気に入らないが、それでもうれしい。
ドロッパーのオレンジハックルのパターンをがっちり食ってる。やったね。


■ニジマス21cm。



■ドロッパーをがっちり食ってる。


今度は忘れずにちゃんとストマックをチェック。いろいろ喰ってるなー。
喰ったばかりのカワゲラのアダルト2匹に、カワゲラのニンフとヒラタのニンフ、アカマダラのニンフ。そしてもっとも多くみられたのがピューパだった。比較的流れの弱いとことはいえ、それでも結構な流速があるこの場所で、よくこれだけエサ喰ってんなーと感心。ピューパもアダルトもかなりのスピードで流れてくるはずだ。

釣ったニジマスをリリースし、さてもういっちょ、と思ったところで突然背後でバシャッとライズの音が。
振り返ってみると岸際の緩やかな流れに波紋が広がってる。
うおー!こんなところに!
なんと僕が立ってる場所から2mも離れてないところで魚がライズしてるのである。
音と波紋のサイズからするとまだ小さいやつなんだろうが、これはドライに出るということだ。



■写真左側の緩い流れでライズが。


シューティングヘッドからシンキングのティップを急いで外し、6xリーダーをつけなおし、
ティペットなしで小カゲロウパターンを結んでキャスト。焦って投げたので流れから逸れる。

一呼吸して次は慎重にねらってキャストする。
緩い流れにフライが乗っかり、ナチュラルに流れていく。
するとバシャと魚がでた。しかしフッキングしない。
なんだ、喰い方へたくそだなー。かなりのチビのようだ。気を取り直してもう1度。
するとまたアタックしてくるが、フッキングしない。
んー、あわせが遅いのかなー。3度フライにでたあとは、喰いに出てこなくなる。見切られちゃった?
ならばと次はスルーウィングクロカワアダルトにフライを替え、キャスト。フライを替えるとまたアタックしてきたが、フックできず。そのうちこのフライにもでなくなり、またフライを替える。
サイズダウンしてフローティングニンフを投げる。するとまた出てくるがフックしない。こりゃ何にでも出るな。
しかしこのサイズでもフックしないとなると困ったなー。ま、チビっぽいし、いいや。とドライをあきらめ、またシンクティップに戻しウェットをキャストした。


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その後徐々に流れの中央へと、流すラインを少しずつ変えながらキャスト。
2度フックさせるも2尾ともバラシテしまった。残念。


一旦、手を休め、他の場所も見てみる。
出合いのすぐ下なんかも釣れそうな感じではあったが、何も反応はない。
下流へどんどん下って行くと、川幅が広くて流れが緩やかになってるとこなんかもあったが、水に入るとめちゃめちゃ流れが重くて体が持っていかれそうになる。
もっと暖かくなればドライで狙うにはいいかも。



■流れの縁にひっかかってた木を拾い上げると、びっしりとカクスイの巣がついていた。中身入り。


イブニングも近くなった頃、最初に釣れたポイントへと戻り、再度ウェットで挑戦。
ヒットするが、またもやバラシテしまう。なんでかなー。

昼間に惨敗したドライに変更し、チビ狙い。
すると出た。



■ドライに出たチビアメ。

こんなのが2尾釣れたところで納竿。

久しぶりにいい釣りできた。
ウェットにどんどんハマっていきそうである。

投稿者 fumiaki : 14:11 | コメント (3)

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6月3日 瑞穂ダム&千歳川&尻別川双葉


■夜明けの瑞穂ダム

●瑞穂ダム


先週は仕事と悪天候のため釣りに行けず、2週間ぶりの釣行となった。
やっぱりどうしてもサクラマスを釣りたいので、懲りずにまた瑞穂ダムへと向かう。
午前1時半に札幌を出て3時に瑞穂ダム到着。
BBSの弟の書き込みにあった減水期の瑞穂ダムほどではないが、前回にくらべ明らかに水位が下がってる。
これはちょっと釣りやすそうだ。

リードフライにこの前も使ったグリーンのチェリーボム改を、ドロッパーにこの前ここで会ったおじさんのマネして、黄色いダビングにオレンジのウィングをつけたよくわからないウェットフライをくくりつけ実釣開始。

が、釣れないままどんどん日が昇っていく。そしてライズすらない。

この日はまあ天気は良かったが、朝は肌寒い。日が出たり陰ったり。で、午前5時30分。対岸の木がせりだしている岸際でバシャっと巨大なライズが!
この日初のライズ確認。それにしても勢い良く出たもんだ。
まちがいなくなんか食ってる。
そしてさらに30分後、同じ所でまたもやでかいライズ発生。対岸なので指くわえて見てるしかない。



■水面を覆い尽くす綿毛。こんな状態になる前は、写真まん中あたりの木の真下ででかいライズが。

結局僕のフライには何の反応のないまま時間は午前8時すぎ。すでに5時間は釣ってたわけか。
水温計ると14度。水温もすっかり上がってる。

同じポイントでねばってもしょうがないので、クルマを走らせ瑞穂ダムの一番奥まで行ってみた。

ダムの最奥にかかっている橋の下にはフライのおじさんが立ちこんでた。
橋の上からしばらく様子をみてると、突然おじさんの動きがあわただしくなる。
もしかしてと見ていると、ラインの先から銀色の魚体がきらりと光った。おー、うらやましー。
おじさんは寄せるのに苦労したようだが、最後は見事にネットにキャッチ。

遠くて魚種はわからないが、なかなかのサイズ。いいねー。
どうやらいつも僕が釣るポイントよりこちらの方がよさそうだ。
でも割り込んでいくのも嫌なので、クルマに戻ってしばし仮眠をとることにした。

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午後1時半、暑さで目が覚めクルマを脱出。
セミが鳴いている。
これは支笏湖で春ゼミ投げるにはいい感じだろう。

さっきのおじさんがいなかったらそこで釣りをしようと見に行くが、
なんとおじさん、まだがんばってた。
しかもおじさんのとなりにはルアーマンが。

結局この場所は次回の楽しみということにして、河岸を変えるべく瑞穂ダムを出発。
どこへ行くともあてはない。
漁川は前回のウグイで懲りてるし、どうしようか。
支笏湖もいいけど、セミフライはまだつくっていないし。

真昼間のこの時間、釣りをするならやっぱ川かと、とりあえず千歳川を目指す。


●千歳川烏柵舞橋下


リーダーが底をついたので途中、千歳川沿いのフライショップへ立ち寄るが、なんと店がない。
どうやら潰れたらしい。みやげ物屋に変わってる。

千歳川上流域ではこのフライショップのそばでいつも釣りをしてたが、この日はさらに上へと上り、禁漁下限の烏柵舞橋下で釣りをした。

水温9度。飛んでるのはメイフライ。でも雪代で流れがきついのでドライは無理。
ストリーマーとウェットフライを結んでキャストする。
魚はいると思うけど、はてさてこんなきつい流れの中にいるのだろうか。
腿までウェーディングしてると水圧で流されそうになる。


■烏柵舞橋。橋の向こう側からは禁漁区域。写真ではわかりづらいが流れはかなり重い。


実際、水に押されながら下流へと移動しつつ釣りをする。
ダウンクロスで投げて、スイングさせて、リトリーブ。
小一時間釣っても何も反応ないので切り上げるが、水圧がすごくてもとの岸にもどれない。こまった。

なにくそ水に負けてなるものかと、三戦立ちで突き進む。(空手の立ち方の一つ。外側からの力に対して強いのだ。)
何やってんだか。我ながらバカである。

そんなこんなで必死の思いで川から脱出。
結局釣れてないので、もうひとあがきしてみることに。
で、尻別川へと向かうのだった。


●尻別川・双葉


ある程度雪代は残ってるだろうけど、ウェットならできるかもと思ってやってきた尻別川上流。
時間は午後5時前。広島橋から川を見下ろすとやっぱり結構増水してる。流れもきつい。



■広島橋下。ここもかなり増水してる。


■飛んでたメイフライ。数はわずか。


流れの合わさったすぐ下はいつもはゆるやかなプールとなっているのだが、さすがにこの日は結構な流れ。
でも釣りができないほどではない。

水温は10度。ここでも飛んでるのはメイフライだが、数は少ない。サンプルに一匹捕獲してビンに入れる。エルモンヒラタカゲロウか。
よしよし、ならば黄色いウェットフライがあったはずと、フライボックスを物色。
黄色いダビングにホワイトのダッククイルをつけた名称不明のウェットフライと、エルモンっぽいグリーンのボディに、これまたホワイトダッククイルのウィングがついたウェットを結んでキャスト。

後ろは葦が高く生えていてバックがとれない。なのでここは必殺のダブルスペイ登場。
なんかキャストしてるだけでシアワセな気分になれるからスペイって不思議。

ふと見上げると広島橋の駐車スペースにクルマをとめてこっちを凝視してるおじさん発見。
めっちゃ見られてる。
そんなに見たって釣れてねーんだよ、こっちはよー。なーんて心でささやきつつ
ふふん。どう?オレのスペイ。いーだろー。と、さりげなくアピールしてるおバカな僕。

しばらくしておじさんがいなくなったかと思うと、ロッドを持って近づいてきた。


(おじさん) どうですかー。魚いますかー?

(僕) いやーぜんぜんですね。釣れましたか?

(おじさん) となりの長流川でヤマメがちょっと釣れましたねー。


あ、そう。よかったね。
孤独を愛する僕は速攻河岸を変えるのだった。



■尻別川・双葉。僕の好きな場所の一つ。


さて、イブニングを堪能すべくやってきたのは尻別川双葉。さっきの広島橋からはクルマで5分ほどの下流である。ハイシーズンには人の途絶えることのないこのポイントも今の時期は誰もいない。

ま、人がいないってことは釣れないってことなんだろうか。
いやいやそんなことはない。こっちにはウェットフライというタクティクスがある。
やってみなけりゃわからない。

とはいえ夏場はものすごいハッチと雨のようなライズがあるこの場所も、この日は飛んでる虫もごくわずか。
弱気になりそうな自分を鼓舞しつつ、ウェットをキャストする。
尻別川上流の中でもここは比較的川幅が広い。

1投おきに1歩下流へ下がり、広く面を探る。
ドライだとそろそろ水没してるかもとフライを交換しなきゃならないが、そこらへんウェットは楽チンだね。
7時をまわって暗くなりはじめても、キャストさえミスらなきゃ中断はない。

それにしても日が長くなったなー。今月は夏至だもんなー。
あともう少しすればドライができる。雪代がおさまれば本格的シーズン到来である。

久しぶりに丸1日釣りができたが結果はボーズ。
これで釣れればもっとシアワセなんだけど。

投稿者 fumiaki : 02:30 | コメント (2)

f-bobo blog

5月20日 瑞穂ダム&漁川

●まずは瑞穂ダム

朝(っていうか夜中?)1時半に札幌を出、瑞穂ダムへと向かう。
出発時間だけは漁師ばりである。
ついでに釣果も漁師ばりであって欲しいものであるが、そこはなかなかうまくはいかない。

3時前には現場に到着するが、暗闇のダムに一人はちょっと恐い。クルマのエンジンをかけたままラジオ全開で準備。(魚、逃げないのか?)

イナムくんの話では、以前夜明け前にライズが雨のようにあったというが、この日はまったくライズがない。

空も白みはじめた頃からようやくライズが始まるが、どうも散発的である。
水温は10度。目立ったハッチはない。

前日に巻いたサクラ用フライをリードに、ドロッパーにマドラーミノーをつけてキャストを繰り返す。
Type3のシューティングヘッドに0.25mmの鉛線を4重に巻きこんだフライは結構深いところを泳いでいるはずである。
反応がないのはあるいはフライの姿勢がおかしくなってるのかと、水中での姿勢をチェックするが、きれいにキールとなって泳いでいる。
じゃ、リトリーブの仕方に問題があるのかとも思ったが、それほどおかしなリトリーブをしているつもりもないし。
はてさて困ったもんである。



■サクラマス用ストリーマー。
フック:TMC7999#4、スレッド:ユニスレッド6/0ファイア・オレンジ、ウェイト:0.25mmレッドワイヤを4重、アンダーボディ:フラッシュティンセル、オーバーボディ:イージーボディ ブラック、タグ:ユニスレッド6/0ファイア・オレンジ、アンダーウィング:ティンセル&バックテイルホワイト&Fl.イエロー&グリーン、オーバーウィング:ピーコックハール、アイ:なんちゃってジャングルコック


なんの変化も起きないまま時間だけが過ぎてゆき、午前6時をまわったあたりで背後で人の気配。
どうやら別の釣り人がやってきたらしい。
構わずキャストを続けると、僕とはちょっと距離をおいたところでキャストを始めた。

びっくりしたのがそのキャスティングで、8ftぐらいの竿にたぶんシューティングヘッドをつけているんだと思うが、ロッドを前後に力いっぱいビュンビュン振って、最後は親の仇といわんばかりの渾身のシュートを放つのである。
不思議なのが、そんな力いっぱいのキャスティングでちゃんとラインが飛んでいくのである。それも結構な距離飛んでいく。
キャスティングっていろんなやり方があるんだなーなんて思いつつ、その後のアクションをさりげなく観察してると、キャスティング後は物音たてず静かに、かつ小刻みにリトリーブしている。

アタリはないようだが、その人がシュートしたあたりでバシャっと魚がはねた。
魚が反応したのだろうか。
フックはしてないようなので実際はどうなのかはわからないが、今までなんの反応もない僕にはちょっとうらやましい。

日がすっかり昇って気温もあがりはじめ、カワゲラのアダルトが飛び始めたので、ドライに出るのか疑問ではあったが、新開発のスルーウィングカワゲラアダルトを投げてみることにした。



■新開発スルーウィングクロカワアダルト。インジケーターをつけないとだめだね。
フック:TMC102Y#15、スレッド:ユニスレッド8/0ブラック、テイル/アンテナ:ムースメーン、ボディ:タシロRSCダブ#07、ハックル:コックネックブラック、ウィング:TMCスルーウィング クリアダン


インジケーターをつけていないこのフライは逆光なら辛うじて視認できるが、ちょっと陰に入ると見えなくなってしまう。これは改良せねばなるまい。
しばらくキャストするが、反応はない。ユスリカもとんでいたので、ユスリカのアダルトパターンに変更し、キャスト。なにも起こらないしいいかげんちょっと疲れてきた。

水からあがり、しばらく豪快キャストのおじさんを観察。ほんと、豪快キャストだよなー。

ひとしきり投げてみて手応えなかったからか、その人も陸に上がってきた。
おはようございますと挨拶を交わし、しばし雑談。

埼玉に単身赴任しているというそのおじさんは、瑞穂ダムの情報を聞きつけやってきたのだという。
わざわざご苦労なことだ。
ロッドにつけているフライを見ると、黄色のダビングにオレンジのウィングがついただけのなかなか簡素なフライ。
見た目はウェットフライのような形をしているが、タグもスロートもテイルもついてない。
スカッドのイミテーションなんですか?とたずねると、ココの水はちょっとにごってるから目立つように黄色をダイビングし、そしてオレンジは鱒にならなんでも効くからということらしい。時間がないからシンプルなフライになったと話す。

なるほどねー。理屈のみでつくられたフライもあるわけですな。
アトラクターとして使うわけですか。
割と何かをイミテートしているフライを使うことの多い僕にはちょっと新鮮だった。

こんなんで、釣れんのー?っていうのがウェットフライには多いと思うが、おじさんのフライはまさにその凝縮版である。
時折ライズしてますけど、何くってんでしょうねー。と振ると、
いや、ただ跳ねてるだけじゃないかなとおじさん。
えー、そーなの?ライズじゃないの?あれ。
おじさんはつづける。
まだセミもないてないし、ドライには出ないんじゃないかなーだって。
はぁ、そうですか。そーいうもんですか。

どうやら僕には圧倒的に経験がたりないようである。
ともかく釣れないのはつまんないので、河岸を変えることにした。

●そして漁川


最近は漁川へ来る頻度が高いような気もするが、魚を釣りたいのでしょうがない。
水温は14度。水温高すぎないか、この時期で。

とりあえずキャスト開始。流れの脇にビーズヘッドを流すとアタリがあった。
へへん。魚がいるところは違うなーなんて、上げてみるとなんとウグイ様。がっくり。


■ビーズヘッドにでたのはウグイ。


気を取り直して、今度はウェットフライを流してみる。シルバーマーチブラウン。
今年の僕的テーマの一つがウェットで釣ることなんである。
とりあえずドロッパーなしで流してみるが、反応なし。
手前の流れの緩いプールにはヤマメらしき小魚がたくさん。体長5cmほどか。
お前ら早く大きくなって俺に釣られろなんて不埒なことを考える。

流れの右岸に立っているので、キャストは練習も兼ねてダブルスペイ。遠投目的でないならスペイはそれほどむずかしくはない。とくにダブルスペイはやりやすいとも聞く。
じっさいキャストもらくちん。後ろの植物に引っ掛けてしまう心配もないし。手返しもよい。
ただこれが左岸になるとまだまだうまくはできないのだが。

しばらくはスペイ練習モードであったが、反応もないので、二股にわかれているもう一本の流れへ移動。

マダラカゲロウのちっこいのが飛んできてロッドを持つ僕の手にとまる。
やっぱ大きいフライはまだ早いかなと、14番のオレンジ&パートリッジにフライを変更。オレンジのフロスにパートリッジをパラリとまいただけのシンプルなウェットフライである。


■オレンジ&パートリッジ。巻くのが楽チン。
フック:TMC3761#14、スレッド:ユニスレッド8/0ブラック、ボディ:オレンジフロス、ウィング:ブラウンバックパートリッジ

これをキャストしながらなにげなく目の前の流れをみていると、きらりと魚の腹が見えた。
よくみると石だと思ってた黒い点点が実は魚だった。
その数およそ50!しばし目を疑うが、たしかに魚である。

信じられない光景である。これは大変と、写真をとろうとカメラを取り出す。
と、がさごそやっているうち流しっぱなしだったフライにアタリが!

うぉー、こんな時に!いやでもうれしい。なんだかわからないけど、忙しいぞ。
と、再びロッドを持ち直しラインをたぐる。
そしてウェットフライ初の釣果となる獲物が目の前に姿をあらわした。
そいつはなんと、、ウグイ様。。
体中から力が抜けていくのを感じながら、やりきれない思いでウグイをフックからはずす。



■初ウェットの釣果はウグイ。やだねー。たしかドライで初めて釣ったのもウグイだったような。。


いやいや落ち着け。目の前の大群はまだ逃げてない。やつらを仕留めるのだ。
しばし態勢を整え、オレンジ&パートリッジを大群の鼻先へ投入。
フライは大群のなかを流れていくが、魚は一匹も反応しない。
なんと、どういうことだ。腹がへっていないのか。ならばもう一発。
と再度フライを投入。しかし、まったくなにも反応せず。
フライがマッチしてないのか。ならば、おいしそうなビーズヘッドに変更だ。と、
再びニンフを流すが完璧に無視されている。


これは困った。意味がわからん。
何ゆえこんな大量の魚が群れをなして一箇所にとどまっているのか。
で、おまえらの正体はいったいなんだ?
しばらく川を見据えていると、目が慣れて他の魚も見えてきた。
大群がとどまっている流れのすこし上流にもさらにもう一群がいるではないか。
そしてさらにその上流の落ち込みがつくった深みには30~40cmの大物まで混ざった一群が!

異常事態である。ざっとみつくろっても200匹はいる。
フライがどうのって言う話ではない。どのみちフライをながしても反応しないし。
すでに僕の興味はこの大量の魚の正体を突き止めることに向いていた。


■わかりづらいが写真中から上にかけて黒く見えるのが全部魚。しかもこの上にもさらに魚が。トータルおよそ200匹以上。目を疑う光景。


態勢を立て直すべく一旦クルマに戻り、大群のいる岸側へクルマを移動。
さて、どうやってやつらの正体を暴こうか、考えをめぐらす。

と、クルマにカミさん用に積んであったルアーを思い出す。
よし、ルアーで引っ掛け釣りだ。
これはもう釣りではない。戦いである。

むかーし、子供の頃、地元のポンペケレオタ川でニジマスを引っ掛け釣りで釣って遊んでいたいたのを思い出し、ルアーでそれを試みることにした。

なるべく大きく重そうなスプーンをセットし、大群の下流へキャスト。ルアーが底についたところで思いっきりリールを巻き上げる。
凶器のようなルアーが大群に突っ込むがなかなかひっかからない。
浅瀬であるため勢いよくルアーが動くと、スプーンが廻って、水面へ浮き上がってしまうのである。

ならば長い時間水中にルアーが走るよう深場を狙うべしと、大物も混じる一群へルアーを投入。
リールも巻かず、ロッドを勢いよく動かして魚をひっかける。
掛かった!しかもでかいやつ!

暴れまくる魚を力づくで引っこ抜く。
そしてとうとうその正体が明らかになった。

目の前に横たわるそのでかい魚は婚姻色のクロとオレンジのラインがはっきりと浮き出た
ウグイ様だった。。。



■婚姻色の出た、でかウグイ。めっちゃ気持ちワルイ。200匹全部ウグイとは。。


最悪。これ全部ウグイかよ。
今の時期はウグイの産卵期だったのね。

かくして壮絶な戦いに終止符が打たれ、僕はおもいっきり落ち込んだまま
家路へとついた。


やりきれない思いの原因をすこしでも明らかにしておきたいと、
家で「北の魚類写真館」(北海道新聞社刊)を引っ張り出し、ウグイの項を探す。

すると、あった。

【ウグイ】 コイ科ウグイ属
~中略
産卵期のウグイには3本の赤い条線と黒帯がはっきりと現れ、なまめかしい美しささえある。(キモイって!)~中略
普通ウグイは下流域のやや透明度の悪いところに多いので、赤い色はそれほど目立たず黒帯だけが際立っている。まして水面の上から眺めると、おびただしい数の魚がただ右往左往しているようにしか見えない。~中略

のだそうだ。この日ぼくが見たのはまさに産卵期のウグイの群れだったのである。
最悪だ。
しばらく漁川からは遠ざかりそうだ。


5月も半ばを過ぎて、水温が上がり始めた頃、漁川で釣りをする人はウグイに気をつけてね。

投稿者 fumiaki : 14:52 | コメント (2)