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f-bobo blog

3月19日 洞爺湖サクラマス狙い

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目覚ましが鳴る前に目が覚めて、窓の外を見る。
昨晩の強風は収まってはいるものの、何だか肌寒い空気。
しっかり着込んで、6時48分に自宅を出発。洞爺湖までは2時間の道のりである。
中山峠に近づくに連れ、路面はアイスバーンになり、季節も真冬へと遡る。

今回の釣行は総勢5名。Taka とその奥さん、DJのイナムくん、その友人のカワイくんに僕という80%本気モードの面子。そのパーセンテージを90まで上げるはずだったDJのヒロ小久米さんが仕事の都合で来れなくなったのは残念だが、大人数での釣行の割にはなかなか気合の入った面子だ。

予定通り2時間ジャストで今回の目的地、仲洞爺キャンプ場に到着。とりあえず現場をチェック。雨こそ降ってはいないものの結構寒い。風もそこそこ吹いている。なんて思っているうちに空から白いものがパラパラと落ちてきた。

ほかのみんなが到着するまでまだ時間がありそうなので、漁券を買いに漁協へと向かう。
仲洞爺キャンプ場からすぐそばの山側への道を登っていくとサケ・マス孵化場の施設があり、その管理小屋が漁協の分室も兼ねてるらしい。
漁券は1日1,200円。漁協に入るまで釣りキチだったというおじさんの話では、仲洞爺キャンプ場前とそこから1kmほど北側にあるトランス前の2箇所がポイントだと教えてくれた。管理小屋にはその元釣りキチおじさんが釣ったという82cmのサクラマスの写真が飾ってあった。大きくて丸々と太っている。
「サクラマスはいるの?」と聞くと、「刺し網にはいっぱい掛かってるから、いることはいるはず」とのこと。
俄然、期待は高まる。

全員集合したところでキャンプ場にベースとなるテントを張る。Taka が買ったこのテントは幅は5mもあって、とてもでかい。そのテントのアウターだけを張るとシェルターの出来上がり。こんな日にシェルターがあるととてもありがたい。


洞爺湖の遊漁期間は12月1日~3月31日と6月1日~8月31日までの2期。シーズン末期の3月に入ると天候も安定してくるので、釣り人が増えてくるそうだ。最近は車を停めるのが難しいほど混んでいたという。
にも関わらず、昨晩の天候のせいか、釣り人は僕らだけ。これはラッキー。


そして午前10時30分、いよいよ出陣。
9フィート6番にWF7番シンキングType3のシューティングヘッド+ルードボディストリーマーで臨む。
このルードボディストリーマー、杉坂隆久さんのオリジナルだが、マテリアルのルードボディが僕のテリトリーでは手に入らない。プロショップに尋ねると「どこで出しているのかこちらの方が知りたいぐらい」と言っていた。しかし、その代用としてメルティヤーンが使えそうだとも教えてくれた。

サクラマス用フライといえば割とカラフルなパターンが思い浮かぶ。反面、このフライは見た目は地味だが、水中ではとてもリアル。
禁漁間近のシーズン末期では一般的なパターンにはスレてきているかもしれないこと、沈めて使うつもりなので根掛かりしにくいことなどの理由から、キールパターンでリアルなこのフライを選んだ。

はやる気持ちを抑えてまずは水温を計る。
水温は5度。低めだけど、他の人がもっと寒い時期に釣っているのだから大丈夫だろう。

最初に立ったポイントはベースキャンプの真ん前。
シューティングヘッドを使うのは初めてなので要領がよくわからない。とりあえずリールからラインを出して足元にばらけさせ、ロッドを振ってみる。大きめのフライに重いライン、それに風が加わってキャスティングがとても重く感じる。さらに久しぶりのロングキャストを意識してしまって余計に力が入りうまく飛ばすことができない。
ま、もともとうまくはないのだが。

しかし、9mしかないフライラインが出て行かない。上手く飛びそうだと思った次の瞬間フライがロッドに絡まる。
挙句の果てに足元に出しっぱなしのランニングラインがこれでもかっていうほどに絡まりまくる。
悲惨である。途方に暮れつつラインをほぐしながら、これがランニングラインの絡まりかなどと妙に合点したりして。

ラインを復旧した段階でもうどっと疲れてしまい、さらに寒さに追い討ちをかけられて完全に戦意喪失。
そそくさとベースに戻った。

ほかのみんなもぞろぞろとテントに集まるが、みんな反応が無かったよう。Taka はフライとルアーを半々、イナムくんとカワイくんはルアーである。

とりあえず冷え切った体をあったかいランチで回復させ、午後2時、再挑戦。
イナムくんが「あっちのワンドの方が風も波もないですよ」と教えてくれ、立ち位置を変更。

なるほど、風はさっきの場所よりずっと弱い。午前中の失敗を教訓にしてランニングラインを出す量を少なくし、キャスト。フライはなんとか飛んでいった。
風はさらに弱くなり、太陽も少し出始め、気持ちもだいぶ軽くなる。


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が、まだ力みすぎているせいかロッドがとても重く感じる。それをなんとかしようとさらに力が入り、フォームはもうめちゃくちゃ。しばらくそんな感じでキャストしていたがどうも良くない。
そこでフライラインを2mカットし、7mのヘッドにしてキャストしてみた。
すると、カットした2m分を差し引いた以上のランニングラインがでるようになり、ひとまず安心。
ライントラブルも大分少なくなり、午前中よりはまともにキャストできた。

にしてもアタリがない。キャストさえなんとかなればあとはいつもと同じはずなのだが。
ほかのみんなも同じ様子。だんだんと「釣れないかも」ムードが漂い出す。

夕方近くになりテントを畳んで、ポイント移動。漁協のおじさんが言っていたトランス前だ。
こちらは波はあるが、キャンプ場よりは風は弱い。


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イナムくんとカワイくんの二人はここで撤収。僕とTakaで釣りをする。

いい加減疲れも出てきているせいか、キャスティングに余計な力が入らなくなり、フォームも収まってきた。薄暗くなって静かな雰囲気が集中力を上げてくれ、ロッドの先に掛かるテンションを感じながら、それに合わせて落ち着いてキャストできるようになった。いい感じである。

キャスティングがよくなると、当然距離も飛ばせるようになり、さっきラインを2mカットしたのをちょっと後悔した。

波間に落ちたフライをリトリーブする。ライントラブルもしなくなった。
良い。きちんと釣りができている。あとは掛かるのを待つのみ。

30分ほどキャストを繰り返すもアタリはない。となりで粘っていたTaka も今夜の宿泊先にチェックインするため竿を収める。
僕はもう少しやってくと言い、一人で竿を振りつづけた。

辺りはどんどん暗くなる。
「釣れろ!」と一投一投、念を込めつつキャストするが、反応はない。

ふと足元を見るとミノーが水面下10cmを漂っていた。体長10cmちょっと。シルバーの体色で、背中は真っ黒に見える。
死んでるのかなと思ったが、時折動いて移動している。
ベイトフィッシュはこんなやつだろうなと思い、網ですくおうかと思ったが、やめた。

寒さはどんどん増して、ガイドもリールも凍りつき、つぎの1投で帰ろうというのが10回程続いた後、午後6時納竿。

結局サクラマスを見ることはできなかった。

が、今回の釣行で初のシューティングヘッドの感じもわかり、これからいろんな所で応用できそうなことを確認できた。今年は大きな川や湖にも行く回数が増えるだろうし、夏には沖縄釣行も控えている。
一昨年、石垣島で3番ロッドで釣ったマングローブジャックを、今年はもっと大きいタックルとシューティングヘッドの組み合わせで狙うのだ。

で、サクラマスもいつか必ずGETする。
僕の執念は細く長く続くのであった。

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// 今回の釣行データ //

■場所:洞爺湖
■水温5℃
■ターゲット:サクラマス、ドナルドソン
■タックル: 9ft#6ロッド、WF#7シンキングType3(9~7m)シューティングヘッド、2Xリーダー(9ft)、5xティペット(2ft)、ランニングライン(Akron Aero Shooter Oval +2、 50m)
■フライ:ルードボディストリーマー(#4相当)
■釣果: 0

投稿者 fumiaki : 2006年03月20日 23:13

コメント

▼投稿者 masaki : 2006年03月21日 15:50

お~、寒い中お疲れさんだったね。
湖のフライはホント「忍耐」ってイメージがあるよ。更に寒いとなれば尚更大変そう。

ところで、シューティングヘッドは向かい風に弱いらしいよ。ランニングが細いからだって。
あと、普通のラインより重いから、通常のオーバーヘッドキャストと言うよりは、斜めに竿を倒して、ラインのヘッドをロッドの横か、若しくはロッドティップよりヘッドの方が下になるくらいの位置で、なるべくゆっくりでフォルスキャストするらしいよ。でないと、早くなりすぎて良くない、らしい…

そうそう、フライのアップは載せてくれないのかな?
せっかくなので、完成品に加えて、濡れた状態はこんな感じです、というのもあると参考になります。

▼投稿者 fumiaki : 2006年03月25日 09:52

フライの画像は仕事落ち着くまでまってくれ。
お急ぎなら、2006年FlyFisher4月号のP44~P47に載ってるよん。

あとタイイングの動画は以下のアドレス参照。

http://streaming.yahoo.co.jp/content?k=trvc0000310045&r2=%2Fprogram%3Fk%3Dtrvs00003