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f-bobo blog

SmarTube - スマートチューブ 導入編

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さて、いろいろと迷った挙句、購入に踏み切ったスマートチューブ。
パッケージにはクライミングをしているおっさんがスマートチューブをくわえている写真が印刷されているのだが、これがあんまりスマートには見えない。なんかいい年したオヤジがおしゃぶりをくわえているみたいに見える。はっきり言ってダサい。
この写真のホースの収まりの悪さと派手なブルーの色したこの商品が一段と寒い感じを演出しているような。自分がこの状態であるのを想像するとこのまま使用するのには少々ためらいがでてくる。

商品をパウチしてあるだけの簡素なパッケージはいかにもアメリカ製って感じなのだが、よくみると Made in Israel の文字。どうやらイスラエルの製品のようだ。イスラエルなんて年中ドンパチやってそうな国で、こんな余裕の産物でありそうな商品をつくってるなんてのにはちょっとびっくり。偏見はいかんね。

説明書は全部英語で書かれてはいるがそれほどややこしくもない。写真入りで説明してあるので、まあ見ればわかる。てゆーか見なくてもわかる単純な製品だけど。
パッケージの内容はまず、スマートチューブ本体。これにはチューブにバルブとスプリング、そして28mm径のボトルキャップがセットされており、そのほか付属品として30mmの替えキャップとチューブを衣服に固定するクリップとベルクロが入っている。

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ボトルキャップにはチューブを通す穴のほかに、エア調整用のバルブがついていて、ただそれだけ。
キャップの内側には水漏れ防止用のシールとなるようなシリコンもゴムもついていない。こんなんできちんとシールできるのかと、大雑把なつくりにちょっと心配になったりする。
見たところ、このシステムのキモはこのキャップについたエア調整用のバルブのようだ。これがなければただの穴のあいたキャップにすぎない。それこそ自分でペットボトルのキャップにドリルで穴をあけて自作できそうだ。このちっちゃなパーツがあるからこそ、ボトル内の負圧がフォローされ、チューブでチュウチュウ吸ってもこめかみの血管が浮き出るようなことにならないで済むようになっているらしい。なるほど、かなり原始的なつくりではあるが、まあ当たり前っちゃあ当たり前の話だ。シリコンチューブなら東急ハンズに売っているし、バイトバルブならMSRのものが800円程度で手に入る。しかし、このキャップについている豆パーツは売っていない。自作もできない。このゴム製品、いくらでつくれるんだろうなんて勘ぐりしてもまあ、ムダだ。ちなみにこのメーカー、ナルゲンボトル用のキャップだけとか、米軍御用達水筒用のキャップだけとかなんかもアフターパーツとして売っている。どれもチューブ用の穴があいていてこのエア調整パーツがついているだけのものだ。それでお値段300円。安いといえばまあ安いか。

これもまた需要と供給、コストと利幅の産物であることに思いをはせながら、とりあえず口にするものはきちんと洗浄しなきゃね。
ボウルに中性洗剤を数滴たらし、チューブを浸す。流水とため水で何度もすすぎ、いよいよ装着。ちなみにチューブの中の水を切るのは、チューブの端を持ってぶんぶん振り回すべしと、どこかのサイトに書いてあった。その後、とりあえずテスト用に買っておいたボルヴィックのボトルへと手をのばす。

国内で一般的に出回ってる500ccのペットボトルのキャップ径は28mm。今回実験用のボルヴィック350ccはキャップ径30mm。おお、こんなところに文化の差が!などと一人で感心しながら作業を進める。購入時にセットされている28mmキャップをうんしょとはずし、30mmキャップに付け替える。チューブがボトルの底あたりにくるよう調整して取り付け完了。多少強引にキャップをすべらせないとシリコンチューブは摩擦が大きく、なかなかねらいの位置までキャップが動かない。

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しかしなるほど、ペットボトルへの装着作業はいたって簡単。キャップをつけるだけ。だがかねてからの懸案であったシールのついていないキャップが、隙間があればどこでも入り込む液体に対しちゃんとシール効果を発揮するのかどうかをまずは確認しなければならない。
キャップを締めこんだボトルを手に取り、えいっ!えいっ!と上下に激しく振ってみる。思いのほか密封性は保たれているようだ。エア調整パーツからも水は流れ出てこない。なかなか優秀だ。
そして確認作業は佳境に入る。いよいよ吸引テストだ。
バイトバルブを口に含んでみる。思った以上に大きいぞ。やっぱりなんか、でっかいおしゃぶりをくわえているようだ。このバルブの口には切れ込みが入っており、バルブを噛むと切れ目がひし形状に変形し、水が通るようになっている。
山場である。バイトバルブを前歯で噛み、腹を膨らませて吸ってみる。途端、吸い込んだ水が口を素通りして喉を直撃。思わずむせてしまった。
しかしこれは拾い物だ。思った以上にナイスな製品だ。期待した以上の能力である。僕の目に狂いはなかった。ホントか。

予想以上のポテンシャルを発揮したこのスマートチューブ。見た目はあまりスマートとは言えないが、性能には大満足である。

そして次なるハードルはベストへの装着である。見事収まってこその美学。そのためのスマートチューブ選択なのだ。
いよいよペットボトルをベスト背面ポーチに入れてみる。まずは500ccのペットボトルからだ。
が、長い。。
500ccのペットボトルはこのポーチには長すぎた。フラップが閉まらない。いや、正確にはペットボトル自体は収まるのだが、キャップから伸びているホースのスプリング部分がみにょーんと飛び出てしまうのだ。誤算である。ま、こんなこともあるさ。
ま、これがだめでもさっきの350ccペットがある。しかもちっちゃいサイズならポーチに2本入る。水とコーヒー、両方を携帯できるじゃないか。
人間、前向きに生きねば道は開けない。そう僕の師匠はいつも言っていた。倒れるときも前のめり!と。
まあ、ペットボトルのサイズの問題はおいといて、次に進むことにする。

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●とりあえず350ccなら大丈夫の図

アサルト・ベストの左肩上を通るベルクロをビリビリとはがす。このベルクロがめちゃめちゃ強力なのだ。剥がしているだけで、なんかちょっと痛たたたっとなってしまう。

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剥がしたベルクロの間にチューブをおいて包み込む。なるほど。ばっちぐーである。
とりあえずチューブだけはパーフェクトな納まりである。非常に満足。ヤフオクの出品者への評価のようなコメントを胸の中でささやきつつ、さらなる満足を享受しようとスマートチューブをセットしたベストを着てみる。当たり前だが完璧予想通りバイトバルブは左肩口にある。
おもむろにバルブを手に取り口に含む。ちゅうーっ!

完璧だね。これならいついかなる時でも喉の渇きに対応できる。両手がふさがれないシアワセ。かつ移動の自由を確保できる快感。素晴らしい。

残る問題はスマートチューブを装着している時の未使用時、つまりバイトバルブが外に出っ放しという状態をクリアしなければならない。口にするパーツが外気にさらされっぱなしというのは衛生上問題がある。
MSRの製品にバイトバルブカバーなるものが800円程で販売されている。が、そんなもののために800円も出せるか、という経済的危機状態が僕の当面の最大の問題なのは言うまでもない。

投稿者 fumiaki : 2006年02月09日 12:48

コメント

▼投稿者 masaki : 2006年02月11日 20:06

いいね、コレ。でもキャップ800円はないなあ。
釣り場で手をふさがずに釣りのテンポを乱さずに水分補給するのはずっと悩みの種だけど、どうも今まで手が出なかったなぁ。
コレなら買ってもいいかな、って気になるね。

▼投稿者 TAKA : 2006年02月12日 11:37

欲しくなったぞ!
しかし、文章が長いね~(笑)。
釣りが暮らしのマストアイテムになってるね。
釣り場で倒れるときも前のめり!

▼投稿者 fumiaki : 2006年02月12日 15:01

>TAKA

長すぎ?やっぱ?まあ、でもコレの良さが伝わったでしょ。
釣りが暮らしのマストアイテムになってるのはオジサンも大して変わんねーじゃねーの。(笑)
それにさ、ほら、クライミングにも使えるって。

>masaki

いいだろ、これ。おすすめだぜ。